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リアルなビークル描写とディテールたっぷりのメカ描写、新シリーズ「TRANSFORMERS OVERGEAR」の注目ポイントは?【#全日本模型ホビーショー】

【2025年 第63回 全日本模型ホビーショー】
開催期間
10月18日:9時30分~17時30分
10月19日:9時30分~16時30分
(業者招待日:10月17日)
会場:東京ビッグサイト 南3・4ホール
入場料
当日券:1,200円
※中学生以下は無料

 タカラトミーは「2025年 第63回 全日本模型ホビーショー」において様々な新作を発表、試作品を展示したが、その中でも「TRANSFORMERS OVERGEAR」は目を惹く発表だった。今回はヘリコプターから変形する「ブラックアウト」と、装甲車から変形する「アイアンハイド」の2体の試作品が展示された。

ヘリコプターから変形する「ブラックアウト」と、装甲車から変形する「アイアンハイド」の2体の試作品が展示された

 「TRANSFORMERS OVERGEAR」は、"リアルコンセプト新シリーズ”だという。実際のヘリコプターや装甲車のようなビークル形態と、非常に細かいメカ描写が盛り込まれたロボット形態。造形、変形システムにかなり力が入っているのがわかる。今回は展示のみで、具体的な情報はこれから、とのことだが、担当者から現時点でわかることや、注目ポイントを聞くことができた。

 「TRANSFORMERS OVERGEAR」ではビークル形態は“模型”のような実際の乗り物の雰囲気を積極的に前面に押し出す。例えば「ブラックアウト」のヘリコプターとしての姿はアパッチに代表される攻撃ヘリコプターのエッセンスを盛り込んでおりガンナーとパイロットの2つのコクピットがあるであろうキャノピーの形とシルエットとなっている。ハインドのようなウイングが機体の両側に配置されミサイルポッドを懸架、巨大なローターとローター中央のレーダーユニットなど、色々な攻撃ヘリのエッセンスを盛り込みつつも、実在するような軍用ヘリコプターらしい要素で構成されている。

現実の軍用ヘリコプターのようなリアルさを感じさせるビークル形態

 一方ロボット形態ではかなりディテール描写が細かくなる。関節分割も細かい上に排気ダクトのようなモールドや、関節の軸表現、メカがむき出しになっているような雰囲気もある。それでいながらビークル形態のウィングが肩から伸びていたり、膝から突起が生えていたりと、ヒーローロボットのような要素も込められている。トランスフォーマーとしてのキャラクター性を感じさせるデザインとなっているとのこと。

「ブラックアウト」のロボット形態。ヒーローらしさも感じさせるデザインだ
膝はアニメロボットっぽい突起がある
キャノピーはクリアパーツ予定
背中にローターが配置される

 「アイアンハイド」のビークル形態は後輪が4つになったパワフルな装甲車タイプ。軍用車両というよりも現実にある車を戦闘用に改造したような雰囲気がある。ガラス部分を装甲で覆い、車の後部部分を延長し荷台をつけたデザインとなっており、その荷台に超大型のミニガンのような武器をくくりつけている。

 ロボット形態は車体前部が左右に割れ頭部が出てきたようなパーツ配置になっている。エンジン風の意匠も見られ、スマートな変形というよりも現実の車がロボットに無理矢理変形しているようなちょっと荒々しさを感じさせるデザインになっている。試作品でミニガンは腰の後ろに配置されているが、銃口を前方に向けて構えることももちろんできるとのこと。

こちらは軍用車両というよりも一般車を戦闘用に改造した雰囲気
荷台でミニガンが操作できるような配置だ
アイアンハイドは陸戦の戦闘ロボらしいデザイン
手に持つ武器も現実の陸軍の歩兵の装備風
背中に巨大なミニガンがある

 これまでの「トランスフォーマー」以上に現実の車両に近い雰囲気を持つビークル形態と、緻密なメカ描写がなされた「TRANSFORMERS OVERGEAR」だが、武器をマウントできる5mm穴を配置するなど従来のシリーズと絡めた遊びも可能な設計にしており、コレクションがあれば遊びの幅がしっかり広がる。

 「アイアンハイド」のミニガンだけでなく、「ブラックアウト」も一見リアルな攻撃ヘリの姿をしている者の機体の下に大型のライフルのような武器が配置してあったり、「トランスフォーマーらしさ」も意識している。「ブラックアウト」は巨大なローターが背後に移動していたり、試作品を細かく見てどうパーツが移動しているか、どんな変形をするかを想像し今後の情報を待って欲しいとのことだ。