レビュー

「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム 」レビュー

EX-001 グラスフェザー装備

完成!「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム (EX-001 グラスフェザー装備)」

 ここまで「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム (EX-001 グラスフェザー装備)」いかがだったでしょうか。横浜の動くガンダムが新たなバックストーリーと共に未来を見据えた装備を得て大きくシルエットが変わり大阪・関西万博の会場に登場!巨大なバックパックはガンダム本体に並ぶほど大きなもので、その存在感は圧倒的でした。

 ガンプラとしてこのキットを見てみると素体となる横浜の動くガンダムのキットはもともと可動性能やディテールがすばらしく、さらに「1/144 RX-78F00 HMT ガンダム高機動型」(2022年7月発売)というプロトタイプカラー&高機動仕様にアレンジされた“RX-78F00 ガンダム”が登場していたので、今回さらに機体のバリエーションが広がって進化することで今後のストーリーがより深まったという感想でした。

【ギャラリー】
未来へ、宇宙へ向かうガンダムの新しい姿!
ウイングがとても大きい!その全幅約280mm!
巨大なソーラーパネル部は光を集めガンダムの動力源となる
機体表面の華やかさと裏面のメカメカしさとの対比が楽しい
ビーム溶接ガンで宇宙空間での作業を進める
光を反射するソーラーパネル部
ソーラーパネルはガンダム本体にも多数搭載されます
ソーラーパネル内部にもモールドが施されており、シールと相まって複雑なディテールを表現します
多関節で構成されるアーム
アームの多関節を伸ばし、さらに延長できます
延長はアーム内の接続位置を差し替えて表現します
ウイングは折りたたむことができます
ガンダム本体とほぼ同じ大きさで驚きます
8基のコンテナが連結されています(一体成型で分割できません)
ウイングを広げ翔ぶガンダム
バックパックは単独飛行もできる模様
なんとソーラーパネル部は分離でき、単独で飾れます
さらに大きな部分も分離、単独展示が可能……これはどういう意味を持つのか?パビリオンでの活躍を見てみたい!
パビリオン横に展示される実物大ガンダム像のポーズ!
ガンプラで全周を確認できます
現地で実物を観察して完成度をあげたい!
脚部がどのように接地しているか、ぜひとも現地で観たいところです
ガンプラなら上空からのアングルでも確認できますね
実物大ガンダム像を見てからパビリオンに入り、新規映像を観てまたこの像を見ると違う感想を持ちそうですね
実物大ガンダム像は一部の増加装備が施されていない状態になっています
右肩と腰部フロントアーマー右側が素体そのまま
左肩は先のほうが素体のまま
ランドセルのノズルは4基
ビーム溶接ガンを持っての作業。扇状のシールドでしょうか、ここも映像に出てくるか確認したいところです
宇宙空間の作業となるでしょうからどのように演出されるかも楽しみです
「スタージャブロー」へ上がってきた軌道エレベーターの乗員にあいさつするガンダム!

「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム (EX-001 グラスフェザー装備)」のレビューを終えて

 万博という大きなイベントを飾る日本発のIP(知的財産)であるガンダムは45年を超えるコンテンツとして、また平和や未来を世界にアピールをしていく存在として大阪・関西万博の会場にパビリオンと実物大ガンダム像が設置されました。

 その姿からは、かつて架空の戦闘兵器として設定されたモビルスーツが宇宙へ活躍の場を今まさに広げようとするリアルな人類の未来を共に創っていくというストーリーが感じられ、それを体現するグラスフェザー装備がイメージリーダーとなって未来に想いを馳せさせてくれるスタイルを感じさせます。私たちはプラモデルキットとして手に取り、そこへ込められた想いを感じることができるうれしさを感じます。

【グラスフェザー装備のガンダムはENTRY GRADEでも!】
より手軽に楽しめるENTRY GRADEガンプラ(右)も登場!

 単純に万博グッズととらえて、華やかな万博会場に設置されている実物大ガンダム像を見てきた記念品として思い出に浸るもよし、パビリオン会場の特別映像の再現を目指してもいいですよね。そういったプレイバリューもガンプラの大きな魅力ですし、ぜひ現地で現物を見ていただきたいと思います。