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庵野秀明氏の初監督作品「トップをねらえ!」OVA全6話の劇場公開が決定
2020年11月6日 18:00
- 11月27日~ 公開予定
- 上映劇場:TOHO シネマズ池袋ほか
バンダイナムコアーツは、庵野秀明氏の初監督作品「トップをねらえ!」OVA全6話の劇場公開を11月27日より行なう。上映劇場はTOHO シネマズ池袋ほか。
1988年~1989年にOVAとしてリリースされた「トップをねらえ!」は、庵野秀明氏の初監督作品にして、樋口真嗣氏、前田真宏氏など、後のアニメ・映像界に影響を与えたスタッフ陣が集結したSFロボットアニメ。今回の全6話公開にあたり、2012年に発売されたBlu-ray Boxのリマスター原版を使用した最高画質の上映用マスターを新たに制作し、5.1ch音声で上映される。なお上映は、全6話を前編(1~4話)、後編(5~6話)に分けた形で行なわれる。
来場者特典(前編・後編共通)として、第1話の映像をフィルムにした「生コマフィルム」が配布される。1つの袋に生コマフィルムが1つ入っている仕様となり、ランダム配布のため絵柄を選ぶことや交換は不可。数に限りがあるため無くなり次第終了する。
【「トップをねらえ!」について】
「トップをねらえ!」は、美少女・巨大ロボット・スポ根という全く異なる要素を1つの作品の中に全て取り入れた画期的なアニメーション。1988年~1989年にOVA(ビデオソフトとして販売されるオリジナルアニメーション)全6話として制作・発売された。
アニメーション制作は、当時新進気鋭のGAINAX(ガイナックス)。のちの「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる庵野秀明氏の初商業監督作品となる。相対性理論、ウラシマ効果といった本格的なSF設定に基づいた世界観も魅力のひとつとなり、第21回(1990年度)星雲賞メディア部門を受賞した。
庵野秀明監督をはじめ、現アニメ業界を支える多数のクリエイター達が集結して作り上げられた本作は、32年を経た現在も、伝説の作品として語られる究極のエンターテインメント・アニメといわれている。
「トップをねらえ!」OVA前編/後編 上映概要
公開日:11月27日(金)
【上映時間】
前編(1~4話):104分
後編(5~6話):56分
※音声 5.1ch
※「トップをねらえ!科学講座」の上映は行なわれない
【配給】
バンダイナムコアーツ
【上映劇場】
TOHO シネマズ池袋 他
【スタッフ(敬称略)】
企画・原作:岡田斗司夫
監督:庵野秀明
設定:樋口真嗣・庵野秀明
アニメーション・キャラクター:窪岡俊之/キャラクター原案:美樹本晴彦
メカニックデザイン:宮武一貴(スタジオぬえ)/ロボットデザイン:大畑晃一
美術監督:菊地正典・佐々木洋・武重洋二・串田達也
撮影監督:沖野雅英・渡辺英俊・藤倉直人
音響監督:山田悦司(オリジナル版)・なかのとおる(5.1ch 版)/音楽:田中公平
制作:GAINAX
【キャスト(敬称略)】
タカヤ・ノリコ:日髙のり子
アマノ・カズミ:佐久間レイ
オオタ・コウイチロウ:若本規夫
ヒグチ・キミコ:渕崎ゆり子
カシハラ・レイコ:勝生真沙子
ユング・フロイト:川村万梨阿
スミス・トーレン:矢尾一樹
タシロ・タツミ:大木民夫
他
【あらすじ】
西暦2015年。白鳥座宙域で航行中であった「るくしおん」艦隊が、謎の宇宙怪獣の襲来により全滅した。それから15年後、宇宙怪獣の襲来に備えて沖縄に、宇宙パイロット養成学校「沖縄女子宇宙高等学校」が設立された。その生徒の中に「るくしおん」艦長の娘、タカヤ・ノリコの姿があった……。
「私もいつか宇宙パイロットになって、父のいた宇宙に出る!」
厳しいコーチの特訓の中で、メキメキと才能を発揮していくノリコ!
今、パイロットのトップになるための、そして地球を守るための、辛く険しい戦いの幕が上がる……!!
©BANDAI VISUAL・Flying Dog・GAINAX