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バンダイナムコHD、北米におけるアミューズメント施設事業から撤退

3月1日 発表

 バンダイナムコホールディングスは3月1日、北米におけるアミューズメント施設事業から撤退することを明らかにした。

 事業撤退の主な理由は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う施設休業や来店客数の減少等により、今後も厳しい市場環境が継続すると予想されるためとしている。同社のアミューズメント施設事業については、現地法人NAMCO USA INC.が展開する直営店34店舗、直営大型店1店舗、レベニューシェア760カ所の事業および関連する固定資産等をそれぞれ、アミューズメント施設事業を行なう会社3社(非公表)に、3月31日に譲渡する予定となっている。なお、北米における業務用ゲームの販売事業については継続される。

 バンダイナムコホールディングスは、事業の構造改革を行なうための費用として、2021年3月期第4四半期に特別損失約130億円を計上する予定。本譲渡に伴う固定資産に関する譲渡損失等は織り込み済で、今後も固定費の削減や業務の効率化に取り組むとしている。