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映画「機動戦士ガンダムF91」が3月16日で公開30周年。前年から続く関連アイテムの商品化ラッシュに続く動きへの期待が高まる
2021年3月16日 00:00
- 【機動戦士ガンダムF91】
- 1991年3月16日 公開
映画「機動戦士ガンダムF91」が、本日3月16日で公開から30周年を迎える。
「機動戦士ガンダムF91」は、1991年3月16日に公開された。「F91」の読みは、“フォーミュラ ナインティワン”。舞台は宇宙世紀123年で、5月に公開が迫る新作映画「閃光のハサウェイ」(宇宙世紀105年)の次の年代にあたるストーリーとなる。新興コロニー群「フロンティアサイド」宙域における、軍事組織クロスボーン・バンガードを中核としたコスモ貴族主義国家「コスモ・バビロニア」の侵攻、そして地球連邦軍との武力紛争を描く。
タイトルは、作中で主人公シーブック・アノーが搭乗するモビルスーツ「ガンダムF91」を指す。ガンダムの世界で、「閃光のハサウェイ」の年代まではモビルスーツの開発はアナハイム・エレクトロニクスが主に担っていたが、宇宙世紀100年代からサナリィが本格的に参入。「F91」は、サナリィが提唱するフォーミュラ計画という小型モビルスーツ開発計画において生産された試験機で、全高は15.2m。「νガンダム」が全高24.2m、「Ξガンダム」が全高28.0mと大柄であったのに対し、大幅に小型化されたことがわかる。
「F91」の特徴は、背中にマウントした2門の武装「V.S.B.R」(ヴェスバー)。「ヴェスバー」は、「Variable Speed Beam Rifle」(可変速ビームライフル)の略称で、パイロットのシーブックをして「こいつは強力すぎる」と言わしめ、同年代の戦艦砲並みの高出力・高貫通力の兵器となっている。
「F91」が属するF9シリーズのモビルスーツには、後の時代描いた漫画「機動戦士クロスボーン・ガンダム」の主役機である「クロスボーン・ガンダム」シリーズや、豊富なオプション装備が特徴の前身「ガンダムF90」が含まれる。いずれも、2020年から2021年にかけて、複数のガンプラやロボット魂、METAL BUILDなどで商品化が継続している。「クロスボーン・ガンダム」は特に映像化への期待の声も高く、「F91」30周年という節目に何らかの動きを期待したいところだ。
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