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【静岡ホビーショー】80年代のレーサーレプリカブームを駆け抜けた「カワサキ KR250」が、1/12スケールのプラモデルでハセガワより発売!
2021年5月14日 19:22
- 7月17日発売予定
- 価格:3,960円(税込)
ハセガワといえば航空機のプラモデルが有名だが、そのノウハウを生かしたスケールモデルも多数発売していて、近年は1/12スケールのバイクモデルも人気を博している。今回完全新規の金型で、7月に発売を予定しているのが、この「カワサキ KR250(KR250A)」だ。
1980年代より訪れたバイクブームの主役となった、レースバイクを公道走行可能な仕様で一般発売した「レーサーレプリカ」の中で、その初期に存在感を表していたマシンで、同名のWGPレーサーからメカニズムと名前を継承。2個の気筒を前後に並べた水冷2ストロークタンデムツイン形式のエンジンや「R.R.I.S.(ロータリー&リードバルブインテークシステム)」と呼ばれる吸気方式など、独自の技術により高いパフォーマンスを誇っていた。
キットはもちろん実車を徹底的に取材して設計。ハセガワのスケールモデルらしい、造形へのこだわりが詰め込まれていて、タンク裏のモールドやシートの下の工具入れなど、組んでしまえば見えなくなってしまうようなディテールも忠実に再現している。これによりカウルを外した状態で組み立てることも可能だ。
カウルやタンクはカワサキのバイクの象徴であるライムグリーンで成形。新規金型のキットなので、ハセガワの技術により作りやすく設計されてはいるものの、どちらかといえばディテールの精密さを重視していて、1/12スケールながらパーツ数はかなり多い。組み立てることで実物の構造を知ることができる、プラモデルならではの楽しさを、このキットで味わってみたい。