【静岡ホビーショー】「ウマ娘」の「トウカイテイオー」が「Figure-rise Standard」で出走決定！　無敵のテイオー伝説をこだわりの設計で完全再現

　静岡ホビーショーのBANDAI SPIRITSブースの一角に、「ウマ娘 プリティーダービー」より「トウカイテイオー」のプラモデル「Figure-rise Standard トウカイテイオー」がの試作品が展示された。9月発売予定、価格は3,850円となっている。

「Figure-rise Standard トウカイテイオー」。9月発売予定、価格は3,850円(税込)

　昨年秋に発表されて以降、ゲームファンとプラモデルファンの両方を沸かせたこのプラモデル。その姿がついに明らかになり、展示コーナーでは常に来場者が足を止めていた。実物を目の当たりにして印象深いのが、スピードを感じさせる疾走ポーズだ。ウマ娘達の最も象徴的な姿であり、そのシルエットを再現するための可動にはかなり力を入れているという。上半身はパーツを分割し、腕の振りに合わせて前後左右に角度を変えられる。スカートは複数のパーツを重ね合わせたスリット構造により、開いた状態も再現できる。足首はつま先まで可動する仕様だ。

ウマ娘といえばこの疾走感。ポージングでスピード感を演出できる

スリット構造のスカートは分割線から開いて、はためくような様子を演出できる

足首はつま先まで可動する

　こうした可動の構造はライブシーンの再現にも応用でき、躍動感のあるポージングを可能としている。キットには複数のハンドパーツが付属し、さらに表情パーツも3種類用意され、完成後もアクションフィギュアとして楽しめる内容だ。また今回、クリア成形のシンプルな台座が付属するのも嬉しいところだ。

笑顔も最高！　表情パーツはタンポ印刷が1種類、水転写デカールを貼るものが2種類となるそうだ

ハンドパーツは右手が6種、左手が3種用意される予定。「3 2 1 Fight!!」の振りもできる！

　組み立てるだけで劇中とほぼ同じ姿のトウカイテイオーが完成する成形技術も見どころの一つだ。複雑なデザインの勝負服は細かくパーツが分割され、さらにスカートの模様も成形色によって再現される。袖口の模様や蹄鉄など、細かな部分もシールでフォローされているので、ビギナーでも完成度の高いトウカイテイオーの造形を完成させられるのである。

細かく色分けされた勝負服。作りやすさも考慮され設計されているとのこと

スカートやスパッツの色分けもバッチリだ

袖口や蹄鉄など、細かな模様はシールで対応

スタンドは標準で付属するそうだ

多色成形のいろプラなどを採用したランナーの一部

　トウカイテイオー発売後、他のキャラクターが発売されるかなどの展開についてはまだ未定とのことだが、非常に完成度の高い内容だけに、複数のキャラクターを並べて楽しんでみたいもの。今後の発表にも期待しておこう。