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首もモーターで回ります! 「イカゲーム ヨンヒ人形」のギミックが明らかに!

そのほかのアイテムもこだわりたっぷり、イカゲームフィギュア

【TAMASHII Lab イカゲーム ヨンヒ人形】

発売日・価格未定

 明日よりオープンとなる秋葉原駅前の魂ネイションズの直営店「TAMASHII NATIONS STORE TOKYO」。注目は様々な展示フィギュアである。その中でもプレオープンで電撃的に発表された「イカゲーム」関連商品は、要チェックだ。今回は商品担当者の話も聞くことができた。

 「イカゲーム」は、韓国で制作された、Netflixで配信されているサスペンスドラマ。2021年9月より配信され大きな人気を博した。好評だった第1シリーズを受け、第2シリーズの制作も発表された。

 「イカゲーム」では借金に追われた主人公ソン・ギフンが、大金を手にするための「ゲーム」に参加することとなる。そのゲームは失敗すれば死が待ち受ける恐ろしいサバイバルゲームだった。ソンは様々な人とドラマを繰り広げながら、ゲームを生き抜いていく。

【TAMASHII Lab イカゲーム ヨンヒ人形】
今回は立ち姿のみだが、実は内部にギミックが仕込まれるという

 BANDAI SPIRITSは「イカゲーム」をモチーフとした様々なアイテムを展開していく。その中でも最もインパクトが強いのが「TAMASHII Lab イカゲーム ヨンヒ人形」だろう。このヨンヒ人形は、最初のゲーム「だるまさんが転んだ」に使われた人形。後ろを向いているが、首が180度回転し、そのとき動いていた人は射殺される。このゲームが死のゲームであることを印象づける、ドラマを見た人には忘れられない人形だ。

 TAMASHII Labは、劇中そのままの姿をした武器やアクセサリーに、攻撃音や様々なアクションサウンドも再現したシリーズ。「TAMASHII Lab 科学特捜隊光線銃 スーパーガン」や「TAMASHII Lab アンク」といった商品を展開していたが、今回も劇中の雰囲気を体験できるアイテムだという。

 劇中のサウンドはもちろん、最も不気味なアクションである首を回転する動きもモーターを内蔵して再現する。今回は巣立ちだが劇中の「だるまさんが転んだ」のポーズの手のパーツを交換して再現するという。

ちょっと不気味さもある造形だが、作り込んでいく中でかわいらしさが強くなってきたと担当者は語った

 ほかにも特徴的な目はクリアパーツの裏から印刷して独特の瞳を再現、頬のふっくらした雰囲気など人形のデティールもこだわりに満ちて造形している。開発者自身「イカゲーム」が大好きで、その愛を込めて開発を進めているという。

 ディフォルメフィギュア「Figuarts mini」は情報量としては少なくシンプルにキャラクターを造形しているが、「ソン・ギフン」、「チョ・サンウ」、「カン・セビョク」それぞれのキャラクターの雰囲気がきちんと再現できるように表情も力を入れている。また本作らしい手に持つ"武器"にも思い入れを込めて選択している。マスクをつけたキャラクターも一見無個性に見えるが、その正体や、行動がドラマの鍵を握るだけに、持ち物などにも想いを込めているとのこと。

【Figuarts mini】
ソン・ギフン
カン・セビョク
チョ・サンウ。手に持ったものにもこだわりがある
各キャラクターにエピソードの想いを込めている

 「S.H.Figuarts」ではキャラクターの服のしわ、印象的なポーズなどで劇中の表現にこだわっていくという。服は硬質なABSと軟質素材を効果的に使う。これまでのヒーローキャラクターなどの開発経験を活かし、造形や関節構造なども工夫していくとのことだ。今回はすべてのアイテムが発売日未定だが、今後の情報に期待したい。

【S.H.Figuarts】
こちらはリアルよりに、劇中の再現を目指す