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愛あふれるゲスト、市川紗椰さん、鈴木福さん、濱田龍臣さんがフィギュアへの思いを語った「TAMASHII NATIONS STORE TOKYO」オープニングセレモニー

【TAMASHII NATIONS STORE TOKYO】

6月23日 リニューアルオープン予定

【TAMASHII NATIONS STORE TOKYOオープニングセレモニー】

6月22日 開催

 BANDAI SPIRITSは、直営フラッグシップショップ「TAMASHII NATIONS STORE TOKYO」を、秋葉原駅に6月23日からオープンする。22日は関係者によるオープニングセレモニーが行なわれた。

 「TAMASHII NATIONS STORE TOKYO」は、これまでも秋葉原エリアを拠点に展開していた。最初は秋葉原駅の通路のコーナーでの常設展示、それからビルでの展示とグッズ販売と規模を拡張していった。

【テープカット】
施設のオープンを記念して行なわれたテープカット
BANDAI SPIRITS代表取締役社長 宇田川南欧氏
JR東日本 秋葉原駅駅長 保倉好之氏

 今回は「GUNDAM Cafe」を運営していた場所でのリニューアルオープンとなる。これまでの規模に比べ3倍の展示スペースに、様々なテーマを持ったフィギュアの展示が行なわれる。限定商品やイベント開催記念品なども発売され、これまで以上にフィギュアファンにとって魅力的な場所となる。

 本稿ではオープニングセレモニーとして、テープカットの後に行なわれたトークショーを紹介したい。市川紗椰さん、鈴木福さん、濱田龍臣さんと、フィギュアやキャラクターへの強い想いを持っている3人が思いを語った。まさにファン代表として、3人がそれぞれの"愛"を語る、楽しいイベントとなった。

 モデル・タレントの市川紗椰さんは、特に「機動戦士ガンダム」など富野由悠季監督作品への思い入れを持ち、様々なホビー・アニメイベントに招待される人物。市川さんは子供の頃はアメリカにいたが、日本の秋葉原はアメリカでも日本でも動く家電などを探しにも来ていたとのこと。秋葉原の駅前にバスケットコートがあった頃から秋葉原に通い、電気街からアニメ・マンガの街に変わって行く変化も見てきたという。TAMASHII NATIONS TOKYOは秋葉原の駅にあるときから通ったり、イベントにも個人的に参加するほどの濃いファンだという。

市川紗椰さん

 俳優の鈴木福さんはTAMASHII NATIONSの仮面ライダー関連商品の配信番組「プレバンラボZ」のレギュラーとして出演している。Twitterなどでも並々ならぬ「仮面ライダー愛」を語っていることで知られる人物だ。「S.H.Figuarts」などのコレクターとしても知られている。

鈴木福さん

 俳優の濱田龍臣さんは「ウルトラマンジード」で主演でウルトラマンジードを演じ、ウルトラマン系のフィギュアを集めている。部屋にはフィギュア用の陳列台を設置しそれを眺め、自分でもポーズをとりながらフィギュアのカッコイイポーズを研究しているという。

濱田龍臣さん

 そんな濃く、熱い愛をフィギュアに注いでいる3人は今回の「TAMASHII NATIONS STORE TOKYO」の展示をとても強く興味を持ってみたという。鈴木福さんは特に「限定販売商品」に興味を惹かれており、個人的にもお店で購入したいと、何度も繰り返していた。

 ウルトラマンファンである濱田龍臣さんは、ウルトラマン以外に特に「ウマ娘プリティダービー」のフィギュアへの思い入れを語った。かわいらしく、キャラクターをしっかり表現しているところをメディアにも熱弁していた。

 コメントとしては市川紗椰さんは「お気に入りのものは、遊ぶよう、飾るよう、ラップなどを巻いて完全な保存用に買う」といったコメントや、メタルビルドの金属を使用することでの質感や重量感、「アイアンマン マークIII」の造形としての特徴など、その"本気"っぷりを所々で披露。3人ともにまさにフィギュアイベントにふさわしいトークを繰り広げた。

ゲストはそれぞれが熱心なコレクターであり、思い入れも持っているので、話に共感ができ、面白かった。濱田さんはフィギュアの感想がかなり直情的で、鈴木さんはそんな濱田さんに突っ込みを入れる感じが楽しい雰囲気となっていた

 「TAMASHII NATIONS STORE TOKYO」は秋葉原駅前という多くの人が目にしやすい立地、そしてこれまでの3倍以上の広い面積と、多彩な新作フィギュアの展示で、フィギュア文化の発信地としてこれまで以上に注目を集める新名所となりそうだ。弊誌でも今後も積極的に活動を取り上げていきたい。