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【メガホビEXPO】「アーニャ、ボンドと1/7でフィギュアになるます!」、フィギュア「アーニャ・フォージャー&ボンド・フォージャー」詳細レポート
2022年11月26日 18:19
- 【メガホビEXPO2022 NEW DOT】
- 開催時間:11月26日11時~19時(最終入場17時45分)
- 場所:AKIBA_SQUARE
- 入場料:無料
メガホビEXPO2022 NEW DOTで筆者が特に気になったのが、コトブキヤの「アーニャ・フォージャー&ボンド・フォージャー」だ。会場でフィギュア担当者に話を聞いた。その魅力を紹介しよう。
アーニャとボンドは遠藤達哉氏のコミックが原作のTVアニメ「SPY×FAMILY」(スパイファミリー)の登場キャラクター。アーニャ・フォージャーは人の心が読める特殊能力を持ち、孤児院で育った孤独な身の上でもある。種﨑敦美さんによる子供らしい独特の話し方が特徴的で子供にも大人気、誰にでも愛されるキャラクターだ。
ボンド・フォージャーは動物実験で未来予知の能力を持ってしまったという特殊な生い立ちの大型犬である。テロリストに利用されかけたところをアーニャに助けられ、良き相棒として、アニメ版では主に2期から活躍している。
今回の製品化は、コトブキヤ内で「アーニャを立体化したい!」「アーニャを立体化するならボンドと一緒だよね!」「ボンドに跨がってるアーニャで!」という熱い想いが発端とのこと。そのパッションが企画となり、当初思い描いた形のまま造り上げられたのが今回展示されていた物になる。「好き」を形にする、フィギュア製作、立体化のプリミティブな想いの具現化と言えるだろう。
企画者がフィギュアでまず表現したかったことは「可愛く! らしく!」というところ。このため、表情には力を入れた。目と口に特に注目して欲しいという。アーニャとボンドの表情はかなり苦労したとのこと。
劇中のアーニャは、喜怒哀楽様々な表情を見せ、時にシリアスに、時にデフォルメされ、目まぐるしく顔が変わる。その様々なビジュアルの中から、アーニャらしい、アーニャならではの可愛さを追及して到達したのが今回の表情だ。
アーニャらしい、可愛い表情を立体化する為に、瞳の表現には特にこだわったという。話を聞きながらじっと見ていくと、2Dでのアーニャらしさを3Dで再現する為に、微妙なラインで表現された顔に瞳が緻密に描き込まれているのがわかる。
また、2D→3Dとなるアニメキャラの立体化において瞳同様にポイントとなるのが口の表現。本作では可愛いさの表現のために難しい開いた状態が再現されている。可愛く見える様に前歯を造り込み、口の中を奥行きをもたせて再現。斜めから見ても、立体的で、かつ可愛く見えるように造形されている。
ボンドの顔も可愛く見えるようにこだわりがあり、「つぶらな瞳感」を出すために黒く小さな目にさらに極小のハイライトを入れて表現されている。
こだわりの可愛い表情のまま走り出したボンドの躍動感溢れる脚や身体の動き、跨がったアーニャの服がなびいているところまで表現されている。細部までアーニャとボンドへの愛と想いとこだわりの籠もった製品と言えるだろう。
また、アーニャとボンドがこれだけ可愛いと見つめる「ちち」と「はは」も並べたくなる。現時点ではアーニャ&ボンドに集中していてファミリーに関しては白紙とのことなので、今後の展開にも期待したい。
発売時期、価格ともに未定だが、コトブキヤ公式SNSをフォローして続報を待とう。
© 遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会