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「空中機動要塞 クラウドアクロス」の発売で「ロボットベースGX」がついに完成!【#東京おもちゃショー】

「ダイアクロン」シリーズはここが新たなスタート

【ダイアクロン DA-100 ロボットベース:空中機動要塞<クラウドアクロス>】

2024年2月発売予定

価格:68,200円(税込)

 タカラトミーは、6月8日により開催中の「東京おもちゃショー2023」に、「ダイアクロン」シリーズの最新アイテム「空中機動要塞<クラウドアクロス>」を出展。発売中の「ダイアクロン DA-95 ロボットベース:陸上機動戦艦<グランドダイオン>」と合体変形したロボット形態「ロボットベースGX」の彩色試作品も同時に披露された。

タカラトミーブースの「ダイアクロン」シリーズ展示コーナー
「ダイアクロン DA-100 ロボットベース:空中機動要塞<クラウドアクロス>」。2024年2月発売予定。価格は68,200円(税込)

 「ダイアクロン」シリーズのロゴにも登場し、その象徴ともいえるフラグシップアイテム「ロボットベース」のリブート版であり、今年4月に発売された「陸上機動戦艦 グランドダイオン」が下半身に、この「空中機動要塞クラウドアクロス」が上半身となって、それぞれの変形合体「機体融合機動グランクロス」により、全高620mmの「超弩級基地型重機動マシン ロボットベースGX」となるのだ。

このクラウドアクロスはロボットベースGXの上半身に変形。単体でも様々なギミックを搭載している
【ダイアクロン:DA-100 ロボットベース:空中機動要塞<クラウドアクロス>商品動画大公開!】

 タカラトミーの担当者は、最もこだわったポイントについて「隊員遊び」だと語る。「ダイアクロン」シリーズの主役は「ダイアクロン隊員」であり、このサイズとなっても彼らを絡めた遊びのギミックが無数にちりばめられている。例えばロボットベースGXの胸部に位置するクラウドアクロスのメインブリッジには、ダイアクロン隊員7人が着座できるシートが設置され、中央のコマンダーシートは座席が上下に可動する。その奥にはエレベーターがあり、合体時には左肩のダイヤルを回すことにより、下半身のグランドダイオンのメインブリッジから隊員がエレベーターで行き来する様子を楽しめる。

初めて彩色された試作品が展示されたロボットベースGX。全高620mmという大きさに、来場者の誰もが驚いていた
両眼や肩、腹部などに集光ギミックを備え、上方から光を当てるとそれらが輝く仕組み
発売中のグランドダイオンが変形して合体した下半身。両者がロボット形態に変形せず合体する「移動要塞GX」モードもある
隊員が乗り込んだメインブリッジ。窓の開閉とともに、キャノピーを取り外した状態も再現できる

 クラウドアクロスの艦載機「ヘリスカウト」と「スカイランサー」、「クラウドガンナー」、「クラウドアーク」にはもちろん隊員が乗り込むことができ、それぞれの発着ポートの可動や格納ギミックなども用意されている。

背中側には「フリーゾンビームキャノンGX」を備えたバックパックがあり、その上には頭部から分離した砲台「ガンナーブリッジ」がある。左肩後方にはエレベーターを動かすダイヤルも
艦載機左からスカイランサーとヘリスカウト
艦載機クラウドアーク

 もう一つのこだわりは、「パーツの着脱や差し替えなどを必要としない完全変形」だ。グランドダイオンとクラウドアクロスとの合体時はもちろんのこと、背部にある「フリーゾンビームキャノンGX」を腕に装備する際も、砲身を取り外すことなくシームレスに着脱ができるなど、これまでのシリーズのデザインや設計のノウハウがこの機体に全て詰め込まれている。これまでのシリーズ同様、実物を触ってみることでわかるギミックも多数搭載されているので、ぜひ手に取って遊んでもらいたいとのこと。

右手に装備しているのがフリーゾンビームキャノンGX。拳を収納して腕を90度曲げ、前から背中側に倒して装備することができる。両手に装備も可能
関節が重量に負けて曲がってしまわないように保持するためのロックパーツも付属するという。展示された試作品の左脚には仮のパーツが取り付けられていた
この大きさを誇りながらも、全体のディテールにも隙がなく、情報量は非常に多い

 担当者はこのロボットベースGXについて、「ひとえに、ここまで支えていただいた新旧ファンの皆様のおかげで発売することができました」と前置きをしつつ、「ここが改めてのスタート地点」だとも述べる。現在展開中の「タクティカルムーバー」シリーズは新規ファンにも好評で、これらを含めたダイアクロンシリーズは、来年以降の企画も進行だそうで、今後の展開にも期待が高まる。

発売中の「ダイアクロン」シリーズと並べたジオラマ。ロボットベースGXのサイズには圧倒される
「タクティカルムーバー」シリーズの新製品、左から「ガルダヴァーサルター<ジャイロリフターユニット>」(9月下旬発売)と「アルゴヴァーサルター<ボイジャーユニット>」(6月下旬発売)