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「空中機動要塞 クラウドアクロス」の発売で「ロボットベースGX」がついに完成!【#東京おもちゃショー】
「ダイアクロン」シリーズはここが新たなスタート
2023年6月9日 12:48
- 【ダイアクロン DA-100 ロボットベース:空中機動要塞<クラウドアクロス>】
- 2024年2月発売予定
- 価格:68,200円(税込)
タカラトミーは、6月8日により開催中の「東京おもちゃショー2023」に、「ダイアクロン」シリーズの最新アイテム「空中機動要塞<クラウドアクロス>」を出展。発売中の「ダイアクロン DA-95 ロボットベース:陸上機動戦艦<グランドダイオン>」と合体変形したロボット形態「ロボットベースGX」の彩色試作品も同時に披露された。
「ダイアクロン」シリーズのロゴにも登場し、その象徴ともいえるフラグシップアイテム「ロボットベース」のリブート版であり、今年4月に発売された「陸上機動戦艦 グランドダイオン」が下半身に、この「空中機動要塞クラウドアクロス」が上半身となって、それぞれの変形合体「機体融合機動グランクロス」により、全高620mmの「超弩級基地型重機動マシン ロボットベースGX」となるのだ。
タカラトミーの担当者は、最もこだわったポイントについて「隊員遊び」だと語る。「ダイアクロン」シリーズの主役は「ダイアクロン隊員」であり、このサイズとなっても彼らを絡めた遊びのギミックが無数にちりばめられている。例えばロボットベースGXの胸部に位置するクラウドアクロスのメインブリッジには、ダイアクロン隊員7人が着座できるシートが設置され、中央のコマンダーシートは座席が上下に可動する。その奥にはエレベーターがあり、合体時には左肩のダイヤルを回すことにより、下半身のグランドダイオンのメインブリッジから隊員がエレベーターで行き来する様子を楽しめる。
クラウドアクロスの艦載機「ヘリスカウト」と「スカイランサー」、「クラウドガンナー」、「クラウドアーク」にはもちろん隊員が乗り込むことができ、それぞれの発着ポートの可動や格納ギミックなども用意されている。
もう一つのこだわりは、「パーツの着脱や差し替えなどを必要としない完全変形」だ。グランドダイオンとクラウドアクロスとの合体時はもちろんのこと、背部にある「フリーゾンビームキャノンGX」を腕に装備する際も、砲身を取り外すことなくシームレスに着脱ができるなど、これまでのシリーズのデザインや設計のノウハウがこの機体に全て詰め込まれている。これまでのシリーズ同様、実物を触ってみることでわかるギミックも多数搭載されているので、ぜひ手に取って遊んでもらいたいとのこと。
担当者はこのロボットベースGXについて、「ひとえに、ここまで支えていただいた新旧ファンの皆様のおかげで発売することができました」と前置きをしつつ、「ここが改めてのスタート地点」だとも述べる。現在展開中の「タクティカルムーバー」シリーズは新規ファンにも好評で、これらを含めたダイアクロンシリーズは、来年以降の企画も進行だそうで、今後の展開にも期待が高まる。
© TOMY