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タカラトミーアーツ「遊べる貯金箱 スペースインベーダー テーブル筐体型」を出展【#東京おもちゃショー】

名古屋撃ちやレインボーも再現!

【遊べる貯金箱 スペースインベーダー テーブル筐体型】

2024年1月中旬発売予定

価格:12,500円(税込)

 「東京おもちゃショー2023」のタカラトミーアーツのブースに、懐かしい「スペースインベーダー」をあしらったコーナーが設置されていた。先日発表され、オールドゲームファンを中心に話題を集めた「遊べる貯金箱 スペースインベーダー テーブル筐体型」の試作品が出展されたのだ。

「遊べる貯金箱 スペースインベーダー テーブル筐体型」が展示された、タカラトミーアーツのブース

 このアイテムは、タイトーが1978年にアーケードゲームとしてリリースし、「インベーダーブーム」なる大きなムーブメントを巻き起こした「スペースインベーダー」のテーブル型筐体を1/6スケールのミニチュアとして造形し、ゲームプレイ機能を内蔵した貯金箱だ。「スペースインベーダー」45周年を記念して企画されたものだ。

「遊べる貯金箱 スペースインベーダー テーブル筐体型」。2024年1月中旬発売予定。価格は12,500円(税込)

 クラシカルなテーブル型の筐体は、タイトー監修のもと、当時の実物を忠実に再現している。画面横のインストラクションカードやコントロールパネルの絵柄、型番表記の金属板まで用意された本格的なミニチュアで、実物と同じ場所にコイン投入口があり、ここに100円を投入してボタンを押すと、「スペースインベーダー」をプレイできる仕組みだ。

画面には2.8インチのTFT液晶を採用し、実際にゲームを遊べる。はめ込み合成のように見えるが、ちゃんと動いている
当時のデザインを踏襲したコントロールパネル。出展の試作品は現在監修中で、製品版はさらに完成度が上がるとのこと
カラー版「スペースインベーダー」のインストラクションカードが使われている

 実は同様の貯金箱が同じタカラトミーから2009年に発売されていたのだが、そちらはモノクロ画面の液晶ゲームで、雰囲気だけを再現したものだった。今回はゲーム画面に2.8インチのTFT液晶を採用し、プログラムによって再現された実物と同じプレイ感覚を味わえる「スペースインベーダー」が遊べるようになっている。上級テクニックとして知られる「名古屋撃ち」や「レインボー」も再現される予定で、今回出展されたもの試作品も前者は確認することができた(後者はまだ未実装だそう)。

筐体の各所のディテールも凝っている。今回は試作品なのでケーブルが繋がっていたが、製品版ではもちろんこれらはなくなる
筐体横の型番を表記した金属板も再現されている
【タカラトミーアーツ「遊べる貯金箱 スペースインベーダー テーブル筐体型」プレイ動画】

 コインは100円玉80枚を貯金できる、貯金箱としても機能する仕様。ミニチュアとしてもゲーム機としても楽しめるこのアイテムは、現在一般店頭にて予約を受付中だ。

ブースには実物の筐体も展示された。これは商談日のみの展示になるとのこと