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「Fate/Samurai Remnant」から「バーサーカー/宮本武蔵」が等身大フィギュアで登場!【#TGS2023】

頭上の月まで含めた壮大な1/1スケール演出は必見

【東京ゲームショウ2023:コーエーテクモゲームスブース】

開催期間:9月21日・22日 10時~17時(ビジネスデイ)

9月23日・24日 10時~17時(一般公開日)

会場:幕張メッセ 国際展示場5ホール

 9月21日から24日まで、幕張メッセで開催中のイベント「東京ゲームショウ2023」。そのコーエーテクモゲームスブースで最も目を惹いたのが「バーサーカー/宮本武蔵 等身大フィギュア」だ。フィギュアそのものもすごいのだが、バックには大きな月が浮かび、ライティングもリアルタイムに変化していくため臨場感も抜群である。

 今回ブースで展示されていたものは、同社のフィギュアブランド「KT model+」より、2024年6月中旬に1/7スケールフィギュアの「Fate/Samurai Remnant バーサーカー/宮本武蔵フィギュア 1/7スケールフィギュア」がリリースされるが、そちらをそのままスケールアップしたような感じだ。同じコーエーテクモゲームスブースには、スケールフィギュアの方も展示されていたので合わせて見比べてみるのも面白い。

この背景を含めて作り上げられた世界観が素晴らしい!
下のスケールフィギュアと見比べてみよう!
こちらは同じコーエーテクモゲームスのブースに展示されていた1/7スケールフィギュアの「Fate/Samurai Remnant バーサーカー/宮本武蔵フィギュア 1/7スケールフィギュア」だ

 こうした1/1スケールの等身大フィギュアはときおりイベントなどで見かけるが、普段スケールフィギュアを見慣れているとスケールアップによる間延びした感じが印象に残ってしまうことがある。しかし、今回ブースで展示されていた宮本武蔵は、今にも斬りかかっていくような躍動感溢れるポージングも含めて、見事な仕上がりだ。

 特に顔は人形の命とも言われることが多いが、こちらも素晴らしい仕上がりである。大きく口を開いて鋭く相手を見つめる表情もいきいきとした印象だ。口の中も歯や舌も含めて立体的に作られている。大きな瞳は複雑に塗り分けられており、意外なことにカラフルだ。

1/1スケールフィギュアだが、全体的なバランスが崩れることなく見事な仕上がりだ
瞳はカラフルに塗り分けられている
角度を変えるとまた違った表情が見えてくるから面白い

 宮本武蔵が身に付けている衣装も圧巻だ。腰には二刀流の刀の鞘が付けられており、そちらをかなり太めの縄で締め付けている。和を感じさせるような赤い紐なども付けられており、見れば見るほど新しい発見がある。袖の部分は振り上げた腕に合わせてふわっと舞い上がっているような造形になっているほか、シワなど細部にわたって作り込まれている。

白い刀の鞘には、墨を散りばめられたような模様が付けられている
袖の辺りが舞い上がったような形になっており、躍動感を感じさせる
背中側は、さらにぎっしりと作り込まれている

 微妙に白い素肌が見える、むっりとした太ももなど肉感も良く出ている。脚に履いた黒いタイツ部分には、よく見ると細かい模様が付けられているのが分かる。もうひとつ素晴らしいところが、クリアパーツで再現された紫のエフェクトだ。一般的なスケールフィギュアではよく見かけるが、このサイズだとより迫力が増したように見える。

この太ももの感じがたまりません!
紫色のエフェクトの造形もすごい!

 現在、東京ゲームショウ2023のコーエーテクモゲームスブースで展示されているこちらの等身大フィギュアだが、こうしたイベントでしか見る機会はほとんどない。この貴重な機会を見逃さないように、同社のブースに立ち寄ったときにはじっくりと観察したり、記念撮影を楽しんだりしよう!