「後発として業界を盛り上げたい」カドプラと共に初参戦のKADOKAWAブース【#静岡ホビーショー】

　5月8日～12日（一般公開日は11、12日）の期間ツインメッセ静岡で開催されている「第62回静岡ホビーショー」では、KADOKAWAが初めてブースを出展。「KADOKAWA PLASTIC MODEL SERIES」（カドプラ）シリーズや電撃ホビーウェブの書籍を展示している。

　今回の出展は、出版としてのKADOKAWAと、プラモデルを製造するKADOKAWAとして行っているという。プラモデルブランド「カドプラ」は、後発ブランドとして業界を盛り上げるため、まずはアニメとコラボしたニッパーや付属パーツと組み合わせることで関わっていきたいとしている。

　ブースでは5月20日に予約開始予定で、5月8日に初公開となった「とある科学の超電磁砲T」に登場する「御坂美琴」を展示。同製品の魅力の1つは素立ちでも見栄えのよい表情やプロポーションで、2つ目は大型のエフェクトパーツだという。

　エフェクトパーツはクリア仕様で、これから量産するにあたって形状が変更される可能性もあるが、強烈な電撃とともに発射される様子が分かってとてもカッコいい。本体は制服のベストやスカートにつくシワがきれいに造形されていて、製品への期待が高まる。なお今回の「DX ver.」ではオリジナルの水着姿を再現するボディーパーツが付属し、「薄刃ニッパー ゲコ太カラーver.」が付属するものも販売予定となっている。

　この他、8月に発売予定の「この素晴らしい世界に祝福を！3」より「めぐみん」シリーズの展示も行われていた。また「無職転生」に登場する「ロキシー」も同じくカドプラとして開発中で、こちらもDX ver.に付属するボディーパーツは水着姿となっているが、全てのDX ver.が水着となるわけではなく、今後男性キャラクターの開発も視野に入れ、キャラクター性を表現する様々な姿を作りたいとしている。

　これからも様々なキャラクターがプラモデルとなって発売予定だ。現在公開されているキャラクターは女性のみだが、男性キャラクターの発売にも期待したい。