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歴代最大サイズの「90mm カプセル」に斎藤工さんが変身!?「8月8日はガシャポンの日!」イベントレポート
エコ素材を活用した「グリーンカプセル」も登場
2024年8月8日 10:38
- 【「8月8日はガシャポンの日!」PRイベント】
- 8月7日開催
バンダイ ベンダー事業部は、8月7日に「8月8日はガシャポンの日!」PRイベントを開催した。当日は、4月よりCMに出演している俳優の斎藤工さんをゲストに招き、トークショーなども実施。また、炭酸カルシウム配合カプセルの「グリーンカプセル」や、史上最大サイズの「90mm カプセル」など、新たな商品の発表も行われた。こちらの記事では、その模様をレポートする。
従来の最大サイズより約150パーセントも容量が増えた「90mm カプセル」が登場
カプセルトイの市場規模は、2020年から2023年までの3年間で2倍に急成長している。その中でも、バンダイのガシャポンは55パーセントを占めており、業界のシェアとしてはトップだ。ちなみに「ガシャポン」という名称は、ハンドルを「ガシャッ」と回して「ポン!」とカプセルが出てくることから名付けられた名称だという。
これまで時代に合わせて様々な商品のラインナップが用意されてきただけではなく、販売機自体も進化を続けてきた。100円玉を主に使用するイメージも強いが、最近は電子マネーなどキャッシュレスに対応したものや、高価格商品に対応したもの、A4サイズの商材が販売できるものなど様々な自販機が登場してきている。
それと同時にカプセル自体が商品の一部になる「カプキャラ」や「79mm カプセル」、業界初の回収した空カプセルをリサイクルした「48mm / 63mm エコカプセル」など、商品を入れるカプセル自体も進化してきているのだ。このように新しいことにも、意欲的に挑戦していきている同社だが、そこに新たにふたつの商品が加わることになる。それが、今回発表された「90mm カプセル」と「グリーンカプセル」だ。
「90mm カプセル」は、その名の通り、従来までの最大サイズだった「79mm カプセル」よりも容量が約150パーセントもアップした巨大なカプセルである。こちらは、48mmから90mmまでの幅広いサイズに対応した新型自販機の「ガシャポンステーションII」で展開される。
すでに「90mm カプセル」で発売される商品も決定しており、8月には「いきもの大図鑑アドバンス ゾウカブトとヘラクレスオオカブト」と「星のカービィ ぷにぷにし隊」、9月には「ちょっとおおきなおばけさんおおきなソフビこれくしょん!」と「ポケットモンスター 組立可動!コライドン・ミライドン」、10月には「機動戦士ガンダム MS メカニカルバスト DX ユニコーンガンダム」がラインナップされている。価格帯も400円から1,500円と、幅広く設定されているところも特徴のひとつだ。
また、11月にはDisneyの世界観を再現した大きなカプセルレスの商品「Disney ディスプレイフィギュア」も登場する。こちらも、今回の「90mm カプセル」と「ガシャポンステーションII」でしか実現することができなかった商品といえるだろう。
プラスチック使用量を約半分に抑えた「グリーンカプセル」を発表
もうひとつ発表された新しいカプセルの「グリーンカプセル」は、エコ素材を採用した商品だ。こちらの発表では、パックマンとブリンキーのガシャドロイドがステージに登場。ブリンキーのほうはガシャポンが回せるようになっており、滝口氏が回して出てきたのが新たな商品の「グリーンカプセル」である。
この「グリーンカプセル」は、これまでカプセルトイでは使用されたことがない炭酸カルシウムを配合したエコ素材なカプセルとなっている。炭酸カルシウムを使うことのメリットとして、プラスチックの使用量を従来比で約半分に抑えることができるようになったところだ。この「グリーンカプセル」を使用した商品の第1弾として、「パックマン めじるしアクセサリー」が今年の秋から発売される予定である。
腸の中にいる微生物をガシャポン化したい! スペシャルゲストの斎藤工さんが登壇
今回のイベントは2部構成になっており、第1部では先ほどご紹介したような新製品の発表がメインで行われた。それにつづく第2部では、ゲストに俳優の斎藤工さんが登壇。ガシャポンにまつわるトークセッションが行われた。
今年の春より全国で放送されているテレビCM「ガシャポン先生 登場」篇に主演したことでも話題になった斎藤さん。普段はどちらかというとローテンションだそうだが、CM撮影のときはかつてモノマネをしたことがある「サンシャイン池田さんのようなテンションで」と、何度も監督に言われたというエピソードを披露していた。
普段は、自身もガシャポンを回すことがあるという斎藤さん。このガシャポンに関しては、無心になることができる装置だと語る。なんでもガチャを回している瞬間が、ヨガのメディテーションのような感覚があるのだとか。CMでは、斎藤さんがガシャポンの中に入り込んだような衣装になっていたが、これにより、出会いたがっているひな鳥のようなガシャポンの気持ちを味わうことができたそうだ。
CMではガシャポンの透明なカプセルをモチーフにしたものを被っていたが、今回のイベントではこの「90mm カプセル」をモチーフにした巨大な顔抜きパネルが出現。そちらを手に取った斎藤さんは、思わず「校長先生サイズかな?」と、素直な感想を述べていた。
ちなみに斎藤さんは、8月31日まで募集している第2回「ガシャポン ドリームコンテンスト」の審査員も務めている。この審査員でなければ、自分でも応募したいと考えていたという。ここ4年間ほど腸活をしており、腸の中で活動している100兆以上の微生物をガシャポンにしたいというアイデアを温めていたからだ。ガシャポンで体内のことを学んでいきつつ、遊ぶことができるという、一挙両得なアイデアである。
ひと通りトークも終わったところで、最後に斎藤さんから「まだまだガシャポンは無限の可能性を秘めている。むしろ、これからの時代、ガシャポンの未来はかなり期待に溢れているなと実感しました。僕も楽しみながら、ガシャポンの日を迎えられたらなと思います」とメッセージが語られ、イベントが締めくくられた。
というわけで8月8日はガシャポンの日だが、この機会に近くのお店などに遊びに行ってひと回ししてみるのもいいかもしれない。
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