「小説版 クルーズチェイサー ブラスティー」の主役メカがプラモデルでマックスファクトリーから発売決定

　マックスファクトリーはプラモデル「PLAMAX SPEX-07 ブラスティー」を2025年3月に発売する。価格は8,800円。さらにグッドスマイルカンパニー公式ショップのみの販売として「PLAMAX SPEX-07 ブラスティー 2フォームセット」も用意されており、こちらの価格は15,000円。

　「クルーズチェイサー ブラスティー」は1986年にスクウェア（現・スクウェア・エニックス）より発売されたコンピュータRPG。その後本作の設定の一部を活用しながらリメイクを行った作品がホビージャパン誌上で展開、さらに設定を変え朝日ソノラマで小説化された。今回のプラモデルは「小説版」と呼ばれる、ホビージャパンなどで展開したブラスティーの姿を再現している。

　プラモデルでは原作のクルーズフォームからスペシャルフォームへの変形を一部差し替えで実現。各関節も可動する。ディスプレイ台座は各形態に合わせて高さを変えられる2種のアームが付属。各部マーキングは水転写デカールが付属する。

　巨大なビーム砲を固定武装とし、背中にはフレキシブルに動く球形のスラスターというゲーム版のコンセプトを引き継ぎながら、"地上での直立や歩行を想定しないロボット"という、アニメロボットの主流デザインから外れ、エッジの効いたシャープで独特なデザインはゲーム版と大きく異なる。現在でも色あせない独特な魅力がある。ゲーム版はMODEROIDの初期ラインナップとして話題を集めたが、「小説版ブラスティー」も人気になりそうだ。