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「機動戦士ガンダム」50周年への架け橋「スペースコロニープロジェクト」始動!アムロが住んでいた「サイド7」巨大モデルがお披露目【#魂ネイション2024】

【TAMASHII NATION 2024】

開催期間:11月15日~11月17日

入場時間:10時~20時(最終入場19時30分)

11月17のみ17時 閉場(最終入場16時30分)
イベント会場:

ベルサール秋葉原1F・B1F イベントホール
秋葉原UDX 2F AKIBA_SQUARE
TAMASHII NATIONS STORE TOKYO
入場料:無料

 今年生誕45周年を迎えた「機動戦士ガンダム」。この2024年から5年後に迎える50周年のアニバーサリーイヤーに向けた特別企画「スペースコロニープロジェクト」が、11月15日より開催される「TAMASHII NATION 2024」の秋葉原UDX会場にて披露された。

「TAMASHII NATION 2024」の「スペースコロニープロジェクト」展示コーナー
「SPACE COLONY side7 1st ver.」。参考展示。発売日、価格などは未定

 「機動戦士ガンダム」の世界をリアリティを持って体感することを目的にスタートしたこのプロジェクトのコンセプト造形として展示されたのが「SPACE COLONY side7 1st ver.」である。その名の通り「機動戦士ガンダム」に登場したスペースコロニー「サイド7」をモチーフとした、電飾と可動ギミックを備え全長約400mmにも及ぶノンスケールの巨大なモデルだ。

「機動戦士ガンダム」の物語が始まったスペースコロニーのサイド7を立体化している

 今回出展されたモデルは本プロジェクトを具現化したもので、商品化などについては未定。造形はアムロらが住んでいたサイド7の初期形状で、その一部にはまだ建造途中の部分も存在している。居住区となる内部は外殻にある窓から覗けるようになっていて、LEDによりミラーで反射した外光が居住区を照らしているようなギミックがある。また居住区とミラーの部分は劇中同様に回転している。

ミラーがある場所の窓から、内部の居住区の様子を覗くことができる
ミラー部分は鏡面風の素材を採用し、周囲が映り込んでいる
外殻にもライトギミックがあり、各所が光って見える
【BANDAI SPIRITS「SPACE COLONY side7 1st ver.」可動映像】

 コンセプトモデルながら、造形は細部まで作り込まれていて、眺めているだけでも想像が膨らむ完成度を誇っていた。かつてBANDAI SPIRITSは「大人の超合金」という実在する乗り物の精密造形を売りとしたブランドを展開していたが、ニュアンスとしてはそれに近い内容になるかもしれないと企画担当者は話していた。

かなり大きなモデルだが、細部の作り込みに抜かりはない

 台座にはスイッチとおぼしき造形もあり、ここには回転や発光のほかに、音声らしきスイッチもある。音声ギミックも検討中だそうだが、スペースコロニーのモデルに似合う音声が一体どんなものなのかは悩みどころで、その選択も今後に向けて考えていくそうだ。

発光ギミックが内蔵された台座。スイッチらしきものも見える

 モビルスーツだけに限らないガンダム世界を大きく広げるプロジェクトとして、5年後の50周年に向けた新しい商品展開の一つとして大きな期待がかかるアイテムだ。具体的な仕様が発表されるのはまだ先となりそうだが、次の情報発表を楽しみに待ちたい。