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「オプティマスプライム」と「ファイヤーバルキリー」が"融合"した「シナジネクス バサラプライム」! 変形システムは今はまだ秘密
2025年1月17日 14:38
- 【T-SPARK ZONE 2025】
- 開催期間:1月17日~19日
- 開催時間:11時~18時 ※17日のみ19時まで
- 会場:AKIBAカルチャーズZONE 4FイベントスペースCulZone
- 入場料:無料
- ※保護者同伴でない15歳未満の入場はお断りしております。
タカラトミーのイベント「T-SPARK ZONE 2025」でひときわ存在感を放っていたのが、フィギュア「シナジネクス バサラプライム」である。「トランスフォーマー」とアニメ「マクロス7」のコラボレーション商品だ。「マクロス7」は2024年に30周年を迎え、現在様々な商品が展開されているが、本商品も30周年記念での企画の1つだ。今回会場で製品担当者に話を聞くことができた。
「トランスフォーマー」と「マクロス7」をどうコラボさせるか? 「マクロス7」に限らず、「マクロス」シリーズには「バルキリー」と呼ばれる可変戦闘機が登場する。戦闘機型の「ファイター」、ロボット形態の「バトロイド」、中間形態の「ガウォーク」。3形態に変形できる可変戦闘機の魅力は「マクロス」シリーズの大きな魅力だ。
「マクロス7」の主役機「ファイヤーバルキリー」は劇中に忠実な変形アイテムも販売されている。では、乗り物が変形する「トランスフォーマー」とコラボするならどうするか? タカラトミーは「マクロス」のビッグウェストと話し合い、「それぞれの主人公、オプティマスプライムとファイヤーバルキリーでそれぞれの魅力を活かした商品にできないだろうか?」という方向性が決まったという。
「マクロス7」の主人公熱気バサラが駆る「ファイヤーバルキリー」は"戦わない戦闘機"だ。バサラはロックバンド「ファイヤーボンバー」のボーカルであり、未知の敵と地球人が戦う戦場に突っ込みあえて戦わず自身の歌を聴かせて戦いを止めようとする。そういったバサラとファイヤーバルキリーとオプティマスプライムを掛けあわせたのが「シナジネクス バサラプライム」なのである。
こうして決まったコンセプトが今回出展された「ギターを持ったオプティマスプライム」というイメージだ。胸のところのコンボイのフロントガラスのように見えるデザイン、マスクをつけた顔、随所にオプティマスプライムのデザインを明確に出しながら、肩の部分で突き出した突起や、足を覆うように折りたたまれた主翼、背中に折りたたまれた機首などファイヤーバルキリーの意匠も濃い。非常に興味深いデザインだ。
気になるのは今回の出展では変形した姿「ビークルモード」の姿がないことだ。これはあえてだという。機首や主翼からどのように変形するか、それはファイヤーバルキリーのアニメの設定とは全く違う変形になることは想像できるが、今回はわざと変形した姿は公開しなかったとのこと。どのような姿に変形するかに加え、さらなる秘密も隠しているとのこと。
一緒に話を聞いていたファンからは「トリプルチェンジするのでは?」という声も上がった。戦闘機型だけでなく、オプティマスプライムの「コンボイ型」に変形するのでは? というのだ。確かに胸のデザインなどを見るとひょっとしたら、と思う。また、バルキリーならではの「ガウォーク」に変形するかもしれない。今後の情報に期待したいところだ。
担当者一押しの注目ポイントは"顔"。オプティマスプライムらしい頭部をベースに、側面や頭頂部、シルエットからファイヤーバルキリーらしさも濃厚に感じられる。そして全体のディテールから「どう変形するのか?」を想像して欲しいとのことだ。ぜひ会場を訪れてコラボならではのオプティマスプライムとファイヤーバルキリーの"融合"を細かくチェックして欲しい。
(C) TOMY
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