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ROBOTIMEの木製キットが多数出展。電動仕掛けで動く、温かみのある情景に目を奪われる【#ワンフェス】

本棚に飾れるドールハウスや、ボールが転がる未来都市など

【ワンダーフェスティバル2025[夏]】
開催日時:7月27日 10時~17時
開催場所:幕張メッセ 国際展示場 1~8ホール
(〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
入場料 当日券:4,000円

 中国の模型メーカーROBOTIMEが「ワンダーフェスティバル2025[夏]」にブースを出展。自社が企画するミニチュアハウスや「3Dウッドパズル」と名付けられた木製の模型を展示し、販売も行っていた。

 同社が展開する「3Dウッドパズル」はファンタジックやノスタルジックなデザインの情景や立体物を木製のパーツで設計し、接着剤を使用しない立体パズルのような感覚で組み立てられる模型として販売している。種類によっては電飾や電動のギミックを内蔵し、完成後に動かして楽しめるものとなっている。

パーツはレーザーカットされていて、ほとんどのものが接着剤不要で組み立てられるという木製キットのシリーズ
盆栽をイメージしたキットも
可動とライトアップに加え音楽が鳴る「ミュージックドリーマー」シリーズ。テレビの中にある観覧車や路面電車は電動ギミックで可動する
【ROBOTIME「ミュージックドリーマー」可動映像】
木のパーツで作る輪ゴム銃「ジャスティガード」シリーズ。ハンドガンから長物まで、種類は豊富

 ドールハウスも簡単に組み立てられる仕様ながら、完成度の高いものが揃っている。中でも面白いかったのは「BOOKNOOK」のシリーズで、その形状やサイズを書棚の本に近いサイズにしたキットだ。高さ200mm前後、幅115mm前後で、組み立てて書棚に設置することで、本の隙間に異空間が現れたような雰囲気を楽しめるのだ。

本のサイズに合わせた「BOOKNOOK」シリーズ。遠近法を意識した奥行きのある設計になっている
フィギュアとも絡められそうなミニチュアハウス。価格も5,000円以下とお手頃だ

 木製でなく、プラスチックのキットもあり、虫を模した可動するメカ「機巧次元」や、四角い箱の中に作られた未来世界の中を金属ボールがジェットコースターのように転がっていく「並行世界」など、木製のモノとはひと味違った世界観のアイテムが揃っている。

スチームパンクテイストあふれる機械昆虫「機巧次元」。翅の羽ばたきや胴体のメカがモーターによって可動する
電飾された未来の情景をボールが転がる「平行世界」。横にリフトが備えられ、転がったボールは持ち上げられて再び転がっていく
【ROBOTIME「平行世界」可動映像】

 ROBOTIMEの商品は、公式サイトの直販やAmazonなどのECサイトで販売中だ。価格も手ごろなので、興味のある造形があればぜひ実際に組み立てて楽しんでほしい。