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「MG 1/100 フルアーマーZZガンダム Ver.Ka」の最大の魅力は、カトキハジメ氏の最新アレンジの立体物を組み立て目の前にできること!【#全日本模型ホビーショー】

【2025年 第63回 全日本模型ホビーショー】
開催期間
10月18日:9時30分~17時30分
10月19日:9時30分~16時30分
(業者招待日:10月17日)
会場:東京ビッグサイト 南3・4ホール
入場料
当日券:1,200円
※中学生以下は無料

 「2025年 第63回 全日本模型ホビーショー」のBANDAI SPIRITSブースでの目玉の1つが「MG 1/100 フルアーマーZZガンダム Ver.Ka」である。2026年2月発売予定で、価格は12,540円。今回、会場で試作品が出展された。加えて広報担当者から本商品に関しての話を聞くことができた。

 ガンプラの「MG(マスターグレード)」は、「HG(ハイグレード)」以上の大サイズでモチーフを表現、精巧な内部フレームを核として、ベストプロポーションと自由自在な可動ギミックを追求する。「Ver.Ka」とはメカデザイナー・カトキハジメ氏がプロデュースするブランドで、カトキ氏全面監修によりアニメ設定を独自にアレンジした世界観が魅力だ。

カトキハジメ氏プロデュースによるMG最新作最新「MG 1/100 フルアーマーZZガンダム Ver.Ka」。すさまじい情報量だ
ベースとなるのは「MG 1/100 FAZZ Ver.Ka」だが、各部に調整が加えられている。前腕は再設計、可動域が広がっている

 「フルアーマーZZガンダム」はアニメ『機動戦士ガンダムZZ』の46話に登場した追加装備をまとったZZガンダム。ベースとなったZZガンダムはフルアーマーパーツ装備を前提とし、ジェネレーターを強化、バックパックや装甲の一部を変え、スラスターなどを追加している。フルアーマーZZガンダムはその名の通り各部に追加装甲を装備、装甲には耐ビームコーティングも施されている。

 「MG 1/100 フルアーマーZZガンダム Ver.Ka」は2020年発売の「MG 1/100 FAZZ Ver.Ka」をベースに、「フルアーマーZZガンダム」を再現するためにパーツ設計、成形色の変更などをおこなっている。基本設計は「MG 1/100 FAZZ Ver.Ka」を踏襲しているが、前腕部にロール機構を採用し、可動に干渉させないような調整を加えている。関節強度、各部の調整なども加えられており、かなりのボリュームをアクションベースを使わずとも立たせることも可能だ。より組みやすく、強度も考えた調整をおこなっているという。

 フルアーマーZZガンダムでは劇中未登場だった「ハイパー・メガ・カノン」を装備した姿も再現できる。増加装甲の表現も注目ポイントだ。さらにアーマーパーツを外した「強化型ZZガンダム」も再現可能だ。アニメ劇中の強化型ZZガンダム、フルアーマーZZガンダム、そして劇中未登場だったハイパー・メガ・カノンを装備した姿という、3つの形態を再現可能だという。

「ハイパー・メガ・カノン」を装備した姿、フルアーマーZZガンダム、強化型ZZガンダムの姿を再現可能
成形色も新たに調整されている
強化型ZZは大きなバックパックが特徴
各部のハッチが開きミサイルの弾頭が露出する

「MG 1/100 フルアーマーZZガンダム Ver.Ka」の最大の魅力はカトキ氏の最新アレンジによるフルアーマーΖΖガンダムの姿を立体物として楽しめることだと広報担当は語った。マッシブなZZガンダムの強化型、そしてアーマーパーツ、さらにハイパー・メガ・カノンという大きな装備をすべて身につけ、圧倒的なボリュームを立体物として実現しているその姿をユーザーが自ら組み立て、目の前にすることができる。

 会場で試作品を見ているだけで圧倒されるフルアーマーZZガンダムを自分の手で作り上げることができる、これはとても魅力的だ。発売を待ちたい。