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ハセガワが強くこだわったのは「大河原ドラグナー」。航空機モデルのノウハウも取り入れた、「ドラグナー1」が12月下旬発売【#全日本模型ホビーショー】

【第64回 全日本模型ホビーショー】
開催期間:10月3日、4日
(業者招待日:10月2日)
会場:東京ビッグサイト 南3・4ホール
入場料
当日券:1,500円
※中学生以下は無料

 ハセガワは現在開催中の「第64回全日本模型ホビーショー」にブースを出展し、この冬以降に発売予定のアイテムを多数展示した。その中で注目を集めていたのが、同社が展開するアニメやコミックなどのIP作品をプラモデル化する「クリエイターワークス」の新商品だ。

 ここで紹介する「『機甲戦記ドラグナー』 XD-01 ドラグナー1」は、来年放映から40周年を迎える『機甲戦記ドラグナー』の主役メカで、近年各社からプラモデルが発売されている。1/72スケール、全高268mmにも及ぶ大型のキットで、組み立てるだけで展示されたテストショットと同クオリティのドラグナーが完成する。

「『機甲戦記ドラグナー』 XD-01 ドラグナー1」。12月25日頃発売予定。価格は8,580円
ハセガワが「マクロス」シリーズなどでも採用している1/72スケールで、全高は268mmとかなり大きい

 写真をご覧いただけばわかる通り、商品はそのプロポーションをメカデザイナーの大河原邦男氏の設定画に極力寄せて設計している。近年は大張正己氏の作画による通称“バリグナー”のプロポーションに寄せて立体化されたものが多い中で、シンプルかつマッシブで、素立ちも似合う“大河原ドラグナー”はかなりのインパクトがある。

頭部や肩など、設定画のプロポーションを忠実に立体化している
素立ちをしたときの格好良さが際立っている

 航空機的なモチーフを取り入れたメカ描写の多いドラグナーは、ハセガワが得意とする航空機モデルの設計とも相性が良く、全体にほどよく入ったディテールは機体のデザインを引き締めている。企画担当者によれば、通常は見えない(=組み立てるときに気付く)ところにもディテールを入れているそうで、このあたりにもハセガワらしいこだわりを感じられた。

大きめのキットながら、極端に多すぎないスジ彫りのディテール
表からは目立たない場所にもディテールが入っている。

 このボリュームとクオリティを誇りつつも、キットは接着剤不要のスナップキットとなっている。またパーツ分割による色分けも強く意識して設計されていて、ドラグナーの特徴でもある脚部のストライプやシールドの「1」ナンバーなども、デカールなどに頼らずパーツで色分けしている。

展示されたテストショットは塗装済みだが、これは未塗装の成形色カラーとのことで、スミ入れをするだけでこのようなドラグナー1が完成する
カメラアイはクリアイエローとイエローの選択式となるそうだ
色分け前のパーツのテストショットがこちら。ランナーは所定の成形色の仕様となる

 サイズなどを考えると、いわゆる“ブンドド”的な完成後に外連味のあるポージングを楽しむ仕様ではないものの、引き出し式の肩関節や前後左右のスイングと上下伸縮の動きが可能な足首など、可動ギミックは随所に設けられている。また個別に可動する五指は平手と握りのパーツが付属し、その組み合わせによって表情を付けられるといった楽しみ方もできる仕様だ

バックパックのノズル展開ギミック。こうした細かなギミックも備わっている
武装はレーザーソード、ハンドレールガン、スローイングボム、アサルトナイフ、ハイブリッドシールドなどが付属。このクオリティのリフターも欲しくなるところ
平手と握りの指を組み合わせることで、表情付けが楽しめる

 ハセガワらしい設計が要所にちりばめられたこの「ドラグナー1」。発売は12月末の予定なのでお楽しみに。