先行体験

「あんたバーガー!?」マクドナルド×エヴァのコラボフィギュアをひと足先に遊んでみた

初号機がビッグマックに! 変形ギミックが楽しいバリューセットフィギュアが登場

【マクドナルド×エヴァンゲリオン バリューセットフィギュア】

抽選応募期間:12月19日〜2025年1月10日23時59分

価格:3,900円

 日本マクドナルドとアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とのコラボレーション企画第1弾として、2025年1月20日より販売される「マクドナルド×エヴァンゲリオン バリューセットフィギュア」。こちらは、アニメに登場するエヴァンゲリオンの初号機と弐号機、零号機そして零号機の3体が、それぞれビッグマック、マックフライポテト、マックシェイクの見た目から変形できるというギミックが盛り込まれたアイテムとなっている。

 すでに昨年12月19日から「マクドナルド」公式アプリにて事前抽選がスタートしており、その締め切りが1月10日の23時59分までと迫っているギリギリのタイミングとなってしまったが、一般の人が手に入れられるより前にサンプルをお借りすることができた。

 ちなみにこの記事で紹介しているものは、製品版というよりもあくまで試作段階のものである。そのため、実際に仕様が異なる部分が出てくる可能性もあるため、その点だけご了承願いたい。ということで、本稿では「マクドナルド×エヴァンゲリオン バリューセットフィギュア」のフォトレビューをお届けする。

□「マクドナルド×エヴァンゲリオン」のページ

【エヴァンゲリオンバーガー誕生篇 30秒】
こちらが変形前の状態だ

想像の3倍ぐらいの大きさだったパッケージ

 中身のフィギュアの話題に入る前に、少しだけ触れておきたいのがパッケージの大きさだ。当初この話を聞いたときに、フィギュア3体分ということでせいぜい「ハッピーセット」のおもちゃ3体分ぐらいのサイズ感なのかなといったイメージを持っていた。だが、実際に送られてきた箱はその想像を遥かに上回るものであった。

 さっそく箱に入った状態のサイズを図ってみたところ、横幅約39.2cm×縦幅約19.5cm、奥行き約16.3cmであった。パッケージに入った状態の時は、ビッグマック、マックフライポテト、マックシェイクのスタイルになっており、それを取り出して変形させていくといった遊びが楽しめるというわけである。

こちらが「マクドナルド×エヴァンゲリオン バリューセットフィギュア」のパッケージ
隅々にこだわりが見える
パッケージの裏面にどのような形に変形できるのか記載されている

 このパッケージはあらゆる面でこだわりが見え、エヴァらしい雰囲気が漂っているデザインになっている。個人的に特に感心させられたのは、フィギュアを取り除いた後のパッケージの内部だ。エヴァの格納庫のような見た目になっており、それぞれ弐号機、初号機、零号機の文字とコラボしている商品の絵が描かれているのである。

パッケージ内も含めて手抜かりなし!

おまけでATフィールドも付属!「ビッグマック初号機」

 まずは主人公機ともいえるエヴァンゲリオン初号機と、マクドナルドのハンバーガーとのコラボフィギュアである「ビッグマック初号機」からご紹介していこう。変形前の状態は、かなり大きめのサイズのビッグマックといったスタイルになっている。エヴァンゲリオンなどと関係なく、このままの状態で飾っておいてもかなり目立つサイズ感だ。

 実際に変形させるときは、上部のバンズ部分を取り外してから、徐々にパーツを広げていくという流れになる。面白いのは、初号機がうまく体を折りたたんだような状態で内部に収納されているところである。それぞれのパーツの向きなどが若干わかりにくいのだが、1度エヴァの形にしてからふたたびハンバーガーの形に戻してみることで、その仕組みをだいたい把握することができるだろう。

かなり大きめのハンバーガーの見本のようだ
角度を変えてもあまり代わり映えはしないが、背面側はこのようになっている
こちらは底面部分
上部のバンズ部分を取り外すと、中の初号機がチラリと見える
バンズ部分のATフィールドは単体で飾っておくことができる
肉が挟まっている部分を開くと、エヴァ本体が大きく出現
ゆっくりと広げてエヴァの形にしていこう
エヴァ初号機が登場!
自立させた際にやや不安定だと感じたが、メーカーの担当者に問い合わせたところ「試作品の段階のため」と回答を得たので、製品版では気にする必要はなさそうだ。
大昔の変形超合金を彷彿とさせるスタイルだ
背面側はハンバーガー要素がかなり強め!
これぞエヴァといったスタイルだ。顎も上下に動かすことができる
初号機らしい色合いもバッチリ再現されている

パッケージの色合いがまさにぴったり!?「マックフライポテト弐号機」

 続いて、「マックフライポテト弐号機」をご紹介しよう。今回のコラボレーションでは、「あんたバーガー!?」という、劇中でアスカが話したセリフをモチーフにしたキャッチコピーがXのトレンドに入るなど、かなり話題になっていた。

 だが、この「マクドナルド×エヴァンゲリオン バリューセットフィギュア」では、アスカが乗る弐号機がモチーフになっているのは、ハンバーガーではなくフライドポテトのほうである。まぁ、シンジに話しかけているシーンだと思えば、あながち大きく外れてはいないが……(笑)。

 たしかにいわれてみれば、「マックフライポテト」のパッケージは赤がベースになっているので、まさに弐号機のボディカラーともピッタリ合っている。変形ギミックも、今回登場する3体のエヴァの中では最もシンプルな作りになっているところもポイントだ。

 ちなみに1本だけ飛び出しているように見えるポテトは、実は「ロンギヌスの槍」の形をしている。こちらは腕の辺りに取り付けることが可能だ。弐号機だけに限らず、他のエヴァでも同様に取り付けることができるので、様々なシーンを頭に思い浮かべながらそれぞれのエヴァに持たせてみるのもいいかもしれない。

マックフライポテトの状態
ポテトの形だけではなく、マクドナルドのロゴマークもしっかり再現されている
なかなか厚みもある
こちらはポテト状態時の背面側
ふたを開くように変形させていこう
かなりエヴァに近づいてきた。足も伸ばすことが可能だ
変形完成!
若干マックフライポテトの名残はあるものの、あまり違和感はない
少しポテトの圧が強め!?
背面側のフタ部分は、まるでマントのようだ
アップではバッチリ弐号機のスタイルに見える
正面下方から見上げると、いい感じだ
ちなみに飛び出しているポテトは「ロンギヌスの槍」になっており、腕の部分に取り付けることができる

余ったパーツは盾になる!「マックシェイク零号機」

 最後は、綾波レイが乗るエヴァンゲリオン零号機をモチーフにした「マックシェイク零号機」だ。初期状態は、まんまマックシェイクのカップといった見た目になっており、間違って飲んでしまいたくなる出来映えである。ストローこそ差すことはできないものの、カップの上部分には、飲み物の種類がわかるような目印も再現されている。

 マックシェイクからエヴァへの変形も、それほど悩むような部分はないがひとつだけ注意が必要なところがある。それが前面のM字のロゴが付けられているあたりだ。こちらは固定されていないので、落としてしまう可能性がある。そちらを把握したうえで展開していくといいだろう。

 この前面のM字のロゴが付けられている部分のパーツだが、拳にさしこむことで盾として使うことが可能だ。盾自体は「ロンギヌスの槍」と同じように、零号機だけではなく他のエヴァにも取り付けられるようになっている。

美味しそうな見た目だ
Lサイズぐらいの大きさはありそうだ
近くにドリンクを置いておくと、間違えてしまいそうだ
上ブタ部分も良くできている
上ブタを開けると、エヴァの頭部が見える
前面のパーツは本体と独立しているので、外すときに注意が必要だ
すぐにエヴァの形に変形可能
若干がに股気味!?
側面あたりからカップ要素のほうが強くなっていく
背面から見ると若干コスプレ感がある
まるで特殊装備を付けたエヴァのようだ
エヴァ本体の見た目は艶やかで美しい
盾はこのように拳にさしこんで取付けが可能だ

 ということで、ひと通り今回の「マクドナルド×エヴァンゲリオン バリューセットフィギュア」を触ってみた感想だが、変形以外のギミックに関してはそれほど多くの要素が盛り込まれているわけではないものの、作中の雰囲気を絶妙に再現しているところもあり、ついついニヤニヤしながらさわってしまった。

 特に今回は1体ずつバラ売りされているわけではなく、3体同時に手に入れることができるので、嬉しさも3倍以上に感じる。飾っても遊んでも楽しい作りになっているが、なんといってもマクドナルドとエヴァンゲリオンのコラボという特別感もあり、ぜひとも手に入れておきたくなるようなアイテムとなっていることは間違いないだろう。

 さて、こちらの「マクドナルド×エヴァンゲリオン バリューセットフィギュア」だが、冒頭で触れたように予約抽選の締め切りが1月10日の23時59分までとなっている。まだ迷っている人はあまり時間が残されていないので、今すぐ応募しておくことをオススメする。