レビュー
「ToLOVEる-とらぶる-ダークネス ネメシス ダークネスver.1/6」レビュー
可愛さとエロさが共存する悪魔的フィギュア!
2021年2月9日 00:00
今回のレビューの話を頂いてからというもの、公式の製品紹介ページを毎日何度も巡回し、ニヤニヤしながら現物が届く日を待ちわびていた。何がそんなに楽しみなのか――紳士が少年のようにワクワクに胸を膨らませながら、濁った眼でニヤニヤしてしまうホビーなんて“美少女フィギュア”の他にないだろう。
筆者もいい大人なので、そんじょそこらのただの美少女フィギュアだったらここまで心躍らせはしない。前置きが長くなったが、今回レビューするのはユニオンクリエイティブより発売された「ToLOVEる-とらぶる-ダークネス ネメシス ダークネスver.1/6」。
“造形美”や“クオリティの高さ”なんていう建前上の売り文句を抜きにしてぶっちゃけると、このフィギュア――“とんでもないエロさ”である。「エロいからこのフィギュアマジですげー!」とか書いているとかなりバカの文章になってしまうが、バカになるほどすごくエロい逸品なのだからしかたがない。
知能指数がやや低いレビューになってしまうが、「ToLOVEる-とらぶる-ダークネス ネメシス ダークネスver.1/6」のグッとくるナイスなポイントは余すことなく押さえていくので、公式HPを見てギンギンに奮起している紳士はぜひ最後まで見ていただきたい。
ファン待望のドS娘が立体化!
大変誉れ高い本製品は、TVアニメ「To LOVEる -とらぶる- ダークネス」に登場する人気キャラクターの「ネメシス」をアニメの雰囲気をそのままに忠実に立体化。
ネメシスはただの少女ではなく、宇宙に存在する「ダークマター」というエネルギー物質で作られた疑似生命兵器。兵器の名に恥じない破壊力抜群のビジュアルと、イタズラ好き&ドSという性格がなんともたまらないキャラクターなのだ。
まずはパッケージから見ていこう。ユニオンクリエイティブから発売されているほかの「ダークネスver.」シリーズと同様、外から中身が見える仕様。チラリと覗かせているネメシスの御姿に開封前から期待値は爆上がり。箱から出して早く直に拝みたいという衝動に駆られる。
魅惑の視線にゾクゾクが止まらない!?
ここからはフィギュア本体を見ていこう。全体的に細身のプロポーションではあるものの、肩や腰回りなどは少女らしい丸みと、柔らかそうな雰囲気が見事に表現されている。
本フィギュアのネメシスは普段の浴衣姿ではなく、ダークネス衣装に身を包んでいるのもポイント。トランス状態であるこの姿はなんといっても露出度がハンパじゃなく、肌色率90%超えのセクシーなビジュアルだ。褐色気味の肌が惜しげもなく露わになっており、こんな素晴らしいものを見たら「ありがとう」としか言う言葉がみつからない。
膝立ちの挑発的なポージング、こちらを見下すような瞳で笑みを浮かべるSっ気全開の表情、この2つの要素だけでネメシスというキャラクターの旨味が前面に押し出されている。これにはファンならばニヤニヤが止まらない。
布面積の少なさに目がいきがちなダークネス衣装だが、腰からは黒衣がトカゲの襟巻のように広がっているのもかなりの存在感を放っている。黒衣はただの飾りではなく台座の役割も担っており、置いた際の安定感は抜群だ。
リミッター解放状態ということもあり、両手には暴力的なまでに鋭利な爪が備わっている。ツヤのあるエナメル塗装がまるで本物の刃物のような質感を見事に表現。ダークレッドの爪は美しくも凶暴性を感じさせる仕上がりでとてもカッコいい。
そろそろエロいところだけ全集中で見ていく!
ここまでフィギュアの表面的な部分を見てきた訳だが、いよいよ本題に入ろう。紳士たちが総出で奮い立つであろうニヤニヤポイントを上から見ていこう。
まずは肩から首にかけての曲線ライン。細い鎖骨の浮かび上りもフェチ心をくすぐる。見入ってしまうだけではとどまらず、指でなぞりたくなる美しい造形だ。
少女と呼ぶにふさわしい幼さのあるボディラインも最高過ぎる。“質より量”というボリュームを求める紳士には物足りないのかもしれないが、この慎ましく可愛らしい胸には大物にも勝るとも劣らない魅力が詰まっている。
薄っすらと浮かぶ肋骨と腹直筋、そしてクッキリ窪んでいるくびれ。単なるロリ体型にとどまらず、無駄な肉を削ぎ落したかのような体の締まり方も非常にそそられるポイントである。
腰から下もエロの情報量はハンパではない。下に身に付けている衣装はもはや布とも言えないレベルの“紐”で、いたるところが無防備にさらけ出されている。大事な部分の紐を爪で遊んじゃっているのもなんともネメシスらしいけしからん仕草だ。
胸と並ぶ性的ポイントである「お尻」がまた極上だ。ほぼ丸出しになっている点や、思わず触りたくなるほどの肉感的な造形はもちろんのこと、筆者が息を飲んだのは“下半身にまとっている紐がお尻の中心あたりで消えている”という点だ。肉と肉の渓谷に紐が飲み込まれており、平たく言うと“食い込みがエロ過ぎる”。これを造形した方は間違いなく変態(誉め言葉)だと思われる。
先ほどからエロいエロいとばかり並べているが、下品にエロを押し出したフィギュアと思ってもらっては困る。魅惑のお尻を露わにしているものの、腰元まで伸びるロングヘアが遮っているので、目と鼻の先まで近づけて凝視することは叶わない。ダイレクトに見せているのではなく髪の隙間からチラリと覗かせている様は、どこか雅さを感じさせる(ような気がする)。
そして筆者の中でこのフィギュアで最も至高なポイントはズバリ「脚」だ。細くて長い脚はまるでアスリートのような引き締まり方をしており、腿の根元、折り曲げた膝付近で浮かび上がっている筋肉は、まさに犯罪と言っても過言ではない美しさとイヤらしさが凝縮されている。
筋肉付近に施されているシャドウの塗装も見事で、これによって筋肉の浮かび方をより強調させているのだ。今回のレビューでかなりの時間食い入るように見ていた部分だが、どれだけ見ても飽きることなく、何度見ても最初に見たときと同じテンションで昂ることができる。まさに悪魔的なクオリティだ。
このレビューを書くにあたって、舐め回すようにありとあらゆる角度から本フィギュアを鑑賞してきたが、どこから見ても死角のない作り込みで、大胆なネメシスを存分に堪能することができた。表情、ポージングからもドSの空気感が滲み出ており、ネメシスというキャラクターの持ち味を見事に表現している点もファンにはたまらないだろう。
「幼い感じの女の子が大好物」、「エロいフィギュアに癒されたい」、「ドM心を満たされたい」という紳士には間違いなく刺さるアイテムになっている。「ToLOVEる」ファンでなくとも注目のフィギュアである。