レビュー
「Apex Legends 1/1スケール ウィングマン」レビュー
リロード時の変形ギミックも再現!「Apex Legends」最強のハンドガンが現実に!
2021年4月8日 00:00
昨今バトルロイヤルタイプのFPS/TPSが、数あるシュータータイトルの中でも人気を博している。中でも特に人気のタイトルが、エレクトロニック・アーツのFPS「Apex Legends」である。対応プラットフォームも、従来のプレイステーション 4/Xbox One/PCに加え、2021年3月からSwitch版も登場し、中高生のプレイヤーも増えている。
最近は、「マインクラフト」や「フォートナイト」など人気のゲームでは、ゲームに登場するキャラクターやアイテムがリアルグッズとして販売されることが増えている。今回、インフォレンズから「Apex Legends」に登場するゲーム内武器やキャラクターなどのリアルグッズの販売が開始されたので、早速レビューしていきたい。
「Apex Legends」を象徴する武器「ウィングマン」を忠実に再現
最初に紹介するのが、「Apex Legends」関連アイテムの中でも目玉となるモデルガン「1/1スケール ウィングマン」(以下「1/1ウィングマン」)だ。まずは、その外観を見ていこう。
「Apex Legends」に登場するウィングマンは、リボルバータイプのハンドガンで、1発の威力が高く、中上級者に愛用されている武器だ。その代わり、弾数が少ないので、しっかりとしたエイム力が求められる。「Apex Legends」を象徴する武器といえるだろう。ウィングマンは、リロード時に銃身が上下に広がり、シリンダーの交換ができるようになっていることが特徴であり、そのリロードモーションはなかなかカッコイイ。
「1/1ウィングマン」は、このゲーム内武器「ウィングマン」を忠実に再現したモデルガンだ。ただし、カラーリングはデフォルトのウィングマンとは異なり、派手なオレンジ色が採用されている。これは、銃の携帯が認められている海外で、本物の銃ではないということをアピールするためであり、「ナーフ」などのトイガンが派手な色になっているのも同じ理由だ。
「1/1ウィングマン」は細部に至るまで、ゲーム内に登場するウィングマンにそっくりであり、樹脂製ながら質感も高く、安っぽさは感じない。全長は約27.5cmとかなり大きいが、重量は実測で338gであり、中学生の子どもでも片手で十分に振り回せる。もちろん、実際に弾を撃てるわけではないが、トリガーを引くと連動してハンマーが動き、カチャッと大きな音が出るので、撃っている気持ちになって楽しい。
「1/1ウィングマン」の最大のウリが、ゲーム内のウィングマンのリロード時の変形を完全に再現していることだ。ゲーム内と同じく、指でレバーを上に押し上げることで、銃身が上下に開き、シリンダーが左に飛び出す。かなり大きく変形するギミックなので、「Apex Legends」をプレイしたことがない人に変形を見せると、びっくりするだろう。レバーを押し上げるにはやや力が必要だが、コツを掴めば中学生でも親指1本でリロード操作が可能だ。筆者の中学2年生の息子は「Apex Legends」にかなりはまっているのだが、息子やその友人にも、「1/1ウィングマン」を見せたところとても気に入ったようで、ずっとトリガーを引いたり、リロードしたりして遊んでいた。
実際の「Apex Legends」に出てくるウィングマンと「1/1ウィングマン」を比べてみた
「1/1ウィングマン」は、人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」に登場する武器「ウィングマン」をリアルグッズ化したものだ。そこで実際のゲームに出てくるウィングマンと「1/1ウィングマン」を比べてみたい。
まず、PC版の「Apex Legends」に登場するウィングマンの画像を見てみよう。ロビーでの武器選択画面に表示されるウィングマンは、汚しなども入った精緻なグラフィックスで描かれている。プレイ中にリロードを行うと、上下に銃身が開き、シリンダーを素早く交換する。Switch版は、PC版に比べて画面解像度やフレームレートが低いが、雰囲気はうまく再現されている。
Switch版「Apex Legends」におけるウィングマンの画像と、「1/1ウィングマン」を並べてみた。「1/1ウィングマン」は色を除けば、かなりそっくりにできていることがわかる(Switchを接続しているテレビのサイズの都合で、サイズは大分違うが)。PC版「Apex Legends」では、サイズをかなり揃えることができたので、並べて比較してみたところ、「1/1ウィングマン」は、細かなところまでゲーム内の画像にそっくりであり、再現性の高さに驚いた。
フィギュアやぬいぐるみなど関連グッズも続々登場
インフォレンズからは、「1/1ウィングマン」以外にも「Apex Legends」に登場する人気キャラクターのアクションフィギュアやサプライボックス、ネッシーぬいぐるみが発売されている。これらも借りることができたので、簡単に紹介しよう。
まずは、キャラクターのアクションフィギュアだ。「Apex Legends」では、その名の通り、「レジェンド」と呼ばれる16人のキャラクターが登場し、プレイヤーはその中から1人のレジェンドを選んで、操作することになる。アクションフィギュア化されたレジェンドは、「レイス」、「レイス(ヴォイドウォーカー)」、「レヴナント」、「オクタン」、「パスファインダー」、「ブラッドハウンド」の6種類で、その他のレジェンドやゲーム内のスキンを再現したカラーバリエーションなども続々と立体化が進められている。
アクションフィギュアの全長は15cmで、全身25カ所もの可動箇所があり、いろんなポーズをとらせることができる。また、それぞれのレジェンドごとに武器やアイテム(レヴナントのデストーテムなど)が2~3個付属しており、武器を手に持たせることもできる。
プロポーションも、ゲーム内のレジェンドを忠実に再現しており、スリムで美しい。その分、足裏が小さいので、立たせるのがちょっと難しい。アクションフィギュアとしての出来は素晴らしく、飾るのも良し、手に持って動かして遊ぶのも良しといったところだ。
「サプライボックス」はゲーム中に登場するアイテムを模したもので、中には武器などのお助けアイテムが入っている。中身は全部で7種類あるが、外からは何が入っているか分からない。いわゆるガシャポンのようなものだ。「Apex Legends」には、ある条件を満たすと出現する隠れキャラ「ネッシー」がいるのだが、そのネッシーをリアルグッズにしたのが、ネッシーぬいぐるみだ。ネッシーぬいぐるみは高さが約15cmと小さくかわいい。
インフォレンズから販売されている「Apex Legends」関連アイテムは、「1/1ウィングマン」もアクションフィギュアも、素晴らしい再現度であり、「Apex Legends」ファンなら手にしたくなる逸品といえるだろう。
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