レビュー
ウォーターガン「ビーム・ライフル」、「ザク・マシンガン」レビュー
連邦とジオンにわかれて水鉄砲で楽しむ1年戦争、シールドとビーム・サーベルも!
2021年8月31日 11:57
劇中に登場する空想銃が、ウォーターガンとして発売されており、それを撃つのが楽しい、と言う記事は前回書いた。実弾系の武器だと水が飛ぶというのは違和感があるが、ビームだったり液体だったりが飛ぶのなら話は別。ピンクに着色した水を「ビューッ」と飛ばせば、まるで本格的なビームを撃っている気分になるだろう。とはいえ、実際に着色した水を撃つのは、本体を壊しかねないので止めたほうがいいとは思うが……。
そんなわけで、今回は池田工業社さんから発売されている「機動戦士ガンダム」をテーマにした水鉄砲2種を紹介したいと思う。紹介するのはガンダムが使う「ビーム・ライフル」と、主にザクが使う「ザク・マシンガン」だ。なんで「閃光のハサウェイ」をやっているときに初代ガンダムかと聞かれると困るけど、このビーム・ライフルとザク・マシンガンは異次元のカッコ良さなのである。
商品は2013年に発売されたが人気が高く毎年再販されている。この機会に手にしてみてはいかがだろうか? ということで、さっそく紹介していこう!
最後までガンダムと共に戦った「ビーム・ライフル」のウォーターガン
商品名:機動戦士ガンダム ビーム・ライフル型ウォーターガン
ジャンル:ウォーターガン
発売元:池田工業社
価格:1,100円(税込)
発売日:2013年9月18日
全長:約310mm
ガンダムのメイン武装の1つが、ビーム・ライフルだ。劇中では戦艦のメガ粒子砲を携帯型にしたというチート設定により、スーパーロボット系の必殺武器のようなパワーを持っているのが「スゲー」のである。ところが「機動戦士ガンダム」はあくまでリアルロボットの世界なので、ガンガン撃っていたら、エネルギー切れを起こしてしまうので要注意である。
この池田工業社の「ビーム・ライフル」は、劇中のモデルをリアルに再現したといっていいほどの完成度のウォーターガン。もちろん、サイズ感的には全然違って小さいから、どっちかというとジムの持ってた「ビームピストル」のイメージがある。でもね。持っているだけで白い悪魔になれる感じで、思わず「撃つぞ……撃つぞ……撃つぞぉぉぉぉぉ!」とか言ってしまいそうな気になること間違いなし!(なぜそのセリフを選ぶ?)。
商品のポイントとしては、スコープ部分と、フォアグリップ部分が可動するので、劇中のポージングを再現できるのが嬉しい。水は上から入れるようになっているが、本体自体が小さいのでそれほど入るわけじゃない。つまり、さっき書いたようなエネルギー切れ(水切れ)を起こすことを念頭に置いて戦え!……という、池田工業社さんからの熱いメッセージなのだ(えっ?)。
使った感じとしては、思ったより長距離飛ぶのは嬉しいが、だからといって絶大なパワーは感じない。あくまで標準的なウォーターガンレベルと言えよう。 飛んだ感じは動画を用意しておいたので、自分自身の目で判断してもらえばいい。でも、あくまで「ビーム・ライフル」であることが重要だと思うぞ!
ザクの主力兵装のひとつ「ザク・マシンガン」型のウォーターガン
商品名:機動戦士ガンダム ザク・マシンガン型ウォーターガン
ジャンル:ウォーターガン
発売元:池田工業社
価格:1,100円(税込)
発売日:2014年1月27日
全長:約360mm
次はザクの主力兵装ザク・マシンガン。あくまで通称で120㎜という、戦車砲並みの口径を持つザク・マシンガンは劇中のフルオート連射などはかなり迫力があるし、薬莢が落ちるところなど、かなりカッコイイ。ドラムマガジンで給弾しているのもリアルな感じでGOOD!
この池田工業社さんの「ザク・マシンガン」も、ビーム・ライフル同様にリアルに再現されている。こちらもサイズが小さいので、ストックを肩ヅケできない寂しさはあるが、子どもたちが使うなら十分なサイズなので、これは大人のワガママだね。
こちらも、スコープ部分とフォアグリップ部分が可動するので、いろいろなポージングを楽しむのにいい。ちょっと残念なのは、 スコープ部分に色が塗られてないところ。蛍光ピングの塗料などを買って、塗りたい感じだ。あと、こちらにはシールは付いてこない。
給水は、なんとドラムマガジンを外しておこなう。かなりワクワクするギミックだが、どうせならドラムマガジン自体がタンクになっていれば、大量に購入して戦闘継続性をアップできたと思う。
こちらも、ウォーターガンとしては及第点の実力なので、買って損はないだろう。実際のパワーは動画を参照のこと。
近接戦闘ができるビーム・サーベルとガンダムシールドもあるぞ!
商品名:機動戦士ガンダム ガンダムシールド&ビーム・サーベル
ジャンル:水遊びアイテム
発売元:池田工業社
価格:1,100円(税込)
発売日:2015年2月10日
全長: シールド全長約56cm
サーベルは全長約66cm
最後は、オマケとしてウォーターガン以外のオプションを紹介しよう。
ウォーターガンでバトルするときは、どうしても飛距離やタンクの容量が気になるもの。しかし、ウォーターガンの世界にも裏技はある。それが、近接戦闘武器だ。
池田工業社さんからは、上記したウォーターガン以外に、ビーム・サーベルとガンダムシールドのセットが発売されている。これを使えば、弾切れ(水切れ)を心配せずにビーム・サーベルで戦い続けられるし、撃たれてもガンダムシールドで防ぎ続けられる……という寸法だ。
どちらも、空気を入れて膨らませるタイプなので、サーベルで切りつけてもグフの両手みたいに切り落とされることはないし、シールドも重くない。ただ、空気を入れるのに少しコツがいるようで、あまりうまく膨らませられなかった。
正確には膨らませた後に、空気を漏らしてしまう感じだ。なので失敗すると、サーベルはフニャフニャになってしまうし、シールドはただのビニールの塊に見えてしまうかもしれない。だが、キチンと運用すれば、戦局を変えるほどのパワーを秘めている……かもしれないぞ!(適当)
「水鉄砲は容量だぜ兄貴!」とドズルくんなら言うかもしれないけど、今回2つのウォーターガンを試して感じたのがスペックだけでなく「世界観に浸れるモデルっていいなー」ってこと。斜め後ろに身体を捻りながらビーム・ライフル構えて「そこっ!」とか言って撃ったり、ザクマシンガンを当てたあとに、「バカな!直撃のはずだ!!」とか言ってると、凄く楽しい!
多分、ガンダマーの友達でバトルすれば、むしろ名台詞の応酬になること間違いナシだ! 一緒に紹介したビーム・サーベルやシールドなんかも、バトルを盛りあげるアイテムになるので、ぜひ一緒に購入して愉しんでほしい!
(C)創通・サンライズ