【魂フィーチャーズ】「ドラえもん」の世界を完全再現！　「フィギュアーツZERO のび太の部屋セット」、「PROPLICA タケコプター」などなど魅惑のアイテムズラリ

　今回の「TAMASHII Features 2020」の取材の中でも特に楽しかったのが「ドラえもん」シリーズ。特に「フィギュアーツZERO のび太の部屋セット」への開発者のこだわりが最高だった。

　「フィギュアーツZERO のび太の部屋セット」は、TVアニメ「ドラえもん」に登場するのび太の部屋を再現したジオラマ。机や椅子、座布団や本棚は立体で再現する一方で、窓やふすま、本などは印刷で再現することでリアルすぎない、アニメの印象そのままの雰囲気が再現できる、"2.5D"ともいえる表現を行なっている。

【フィギュアーツZERO のび太の部屋セット】

オブジェクトや雰囲気まで、アニメの世界を確かに感じられるジオラマ。フィギュアとの連携もバッチリだ。7月23日発売、価格は2,750円(税込)

　ここに「フィギュアーツZERO 野比のび太-情景編-」、「フィギュアーツZERO ドラえもん-情景編-」という、より飾り付けに特化した追加パーツを同梱したフィギュアを置くことでジオラマが完成する。この2体のフィギュアは隣に置かれた「フィギュアーツZERO タイムマシン」にも使われているが、ぱっと見同じ商品に見えない。こういった"幅"を出すのも企画者の腕の見せ所だろう。

　「フィギュアーツZERO 野比のび太-情景編-」はチェックするほど楽しい。本棚や棚に無造作に置かれているものは、なにげなく「ドラえもんのひみつ道具」が混じっていてニヤリとさせられる。コミックスやアニメのどのエピソーからなのかを考えるのも楽しいだろう。

【部屋へのこだわり】

【フィギュアーツZERO タイムマシン】

配置されているフィギュアは同じなのだが、大きく雰囲気が違う。7月23日発売、価格は2,750円(税込)

　また、このジオラマは左右の壁と窓の3面が再現されているが、「押し入れ」がない。これは押し入れを作ると、押し入れの中までも造形しなくてはいけないからとのこと。壁を取り外してジオラマとしての視界を変化させることも可能だ。

　そして机。のび太の机の引き出しを開けると設定通りタイムマシンの空間に繋がっているような絵が描かれたシールが貼ってある。これに足を取り外した「フィギュアーツZERO ドラえもん-情景編-」を配置できるのだ！　本当にものすごくこだわりを感じさせるアイテムである。

【机の中からドラえもんが！】

フィギュア組み替えで再現

　もう1つ、「PROPLICA タケコプター」も触れておきたい。こちらもファンの夢を実現させたアイテム。もちろん実際に飛ぶことはできないが憧れのなりきりアイテムとして、商品化はとてもうれしい。

　開発者のこだわりは「回転速度」。速すぎず、それでいて作中の雰囲気を活かした回転スピードなのだ。ちなみにタケコプターは羽を逆に回すと「充電モード」になるという。商品では充電はしないが、逆回転の回転も可能だ。

【PROPLICA タケコプター】

子供の頃に欲しかったアイテムだ。7月23日発売、価格は2,750円(税込)