特別企画
え、もう3分?思わず見惚れる「初音ミク ぬーどるストッパーフィギュア -パールカラーver.-」フォトレポート
黒星紅白氏のミクさんが今再び現世に顕現
2021年2月3日 00:00
- 1月下旬~ 順次展開
フリューが手掛けるプライズ商品「初音ミク ぬーどるストッパーフィギュア -パールカラーver.-」が、1月下旬より各アミューズメントスポットにて展開が開始された。
「ぬーどるストッパーフィギュア」シリーズはその名の通りカップ麺のフタをおさえる目的で、腰掛けたり寝転んだりした接地面広めのポーズで立体化された姿が魅力的なフリューのフィギュアシリーズだ。中でも2020年9月に展開された「初音ミク ぬーどるストッパーフィギュア」はイラストレーター 黒星紅白氏の元絵がベースとなっており、その造形の良さや初音ミク(以下、ミクさんと呼ぶ)のパワーで非常に高い人気を誇っていた。
その人気を受けて、新たにパール塗装を施したニューバージョンとして今再び登場したのが、今回ご紹介する「初音ミク ぬーどるストッパーフィギュア -パールカラーver.-」だ。弊誌でも先日ニュースとして取り上げているが、画像だけでも背後にオーラが見えるほど可愛らしい。筆者は前回のモデルを取りそこねてしまって涙を呑んだこともあり、今回こそはと早速ゲットしてきたので、輝くパールのミクさんをご紹介したい。
蠱惑的な表情、くねる腰、スラリとした脚がたまらん造形
いざ開封。筆者の夜食ストックである「カップヌードル」に座っていただきつつ全方位から眺めていく。
「ぬーどるストッパーフィギュア」シリーズには様々なポージングがあるなかで、こちらのミクさん後ろに左腕をつき、足を伸ばして腰掛けるようなポーズで立体化されている。首を傾げてこちらに送られた目線は、文字通り吸い込まれてしまうほどに蠱惑的だ。ミクさんは多数のクリエイターの題材となっており、世にはしっとりした大人なミクさん、幼さを感じさせるミクさんなどなど様々なテイストの作品があるわけだが、本フィギュアのミクさんは前者の大人でセクシーなイメージで、どこか小悪魔チックな印象と可愛らしさの双方を持ち合わせている。髪を抑えつつ口元に添えた指、いたずらっぽく微笑むかのような口元がそのイメージをさらに加速させる。元の黒星紅白氏のイラストからしてもそんな空気を醸し出しているが、フィギュア化によって顔が少し小さくなったのもその一因であるように思う。
体に張り付くようなタイトな衣装はシワやプリーツ、質感までもが高いレベルで表現されており、ミクさんのスレンダーな体を引き立てる。スカートから覗くタイツと挟まれた絶対領域も細く、それでいて肉感的だ。一方で浮いた脚はパタパタと動かしている只中の一瞬を切り取ったかのような造形で、躍動感を感じさせる。加えて立体的に表現された鎖骨から肩、肩から細い上腕は「ミクさんこんなにエロかったっけ?」と思わず”元祖のミクさん”を確認してしまうほどに色っぽい。
ミクさんの特徴的なツインテールは背後でグルグルと巻かれており、”ぬーどるストッパー”として重しの役割を果たすのはもちろん、この髪の流れやボリュームがフィギュアとしての魅力を増している。どの角度から見ても破綻せず立体感を演出する造形はとても魅力的だ。なお、衣装は”パールカラーver.”の名が表す通り、控えめかつ上品に輝くパール仕様。もともと上着は通常版でもメタリックな塗装だったようだが、特にタイツの”ラメ感”は光を当てると艷やかに輝き、とても、すごく、めっちゃ、良い。
ちなみに円型の容器の一般的なカップ麺を押さえる場合、一度きっちりと場所を合わせてしまえばズレることはないが、置くときに”かかり”が浅いと前のめりに転げ落ちてしまうので細心の注意を払ってセットしたいところだ。いざセットしてしまえば、ミクさんを眺めつつカップ麺の完成を待つ3分間などあっという間である。ただし、蓋を押さえているとカップに入れた熱湯から発せられる熱で変形してしまうことも考えられるので、そこは割り切って座り姿のフィギュアとして飾ってしまうのも大いにアリだと思う。
「初音ミク ぬーどるストッパーフィギュア -パールカラーver.-」は近くにおいて置くだけで思わずソワソワしてしまうような、ミクさんの魅力が詰まったプライズフィギュアだ。もちろん数万円のフィギュアと比べれば髪のモールドや細かいパーツの表現などに差は出てしまうが、原価の限られたプライズでこれだけのクオリティのものが出来てしまうのが凄い。可愛らしい座り姿と魅惑的な表情、ポージングはまさにマストバイならぬマストゲットなアイテムと言える。
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