特別企画
【あみあみ展示撮り下ろし】「ファイアーエムブレム」シリーズの顔、アリティア王国の王子「マルス」が堂々立体化!
2021年6月19日 00:00
- 【ファイアーエムブレム 1/7スケールフィギュア マルス】
- 2022年7月 発売予定
- 価格:20,900円(税込)
- 撮影:あみあみ秋葉原ラジオ会館店
インテリジェントシステムズは、「ファイアーエムブレム 1/7スケールフィギュア マルス」を2022年7月に発売する。価格は20,900円(税込)。
長い歴史を持つ人気シミュレーションRPG「ファイヤーエムブレム」シリーズの第一作「暗黒竜と光の剣」より、主人公の「マルス」が立体化。
これまで、機会は少ないながらも立体化されてきたマルスだが、1/7スケールの豪華感に満ちたフィギュアは今回が初めてではないだろうか。
発売は1年ほど先になるが、あみあみ秋葉原ラジオ会館店では本フィギュアが絶賛展示中ということで実物をチェックしてきた。
本フィギュアは「ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 ~光と影の英雄~」でキャラクターデザインを担当したDaisuke Izuka氏の描き下ろしイラストを忠実に立体化している。
戦場を軽やかに舞うかのようなポージング。ダイナミックにひるがえるマントと衣服から躍動感を強く感じさせる。
マルスといえば甘いマスクも人気のポイントだろう。風になびく髪、キラキラと輝く瞳、爽やかかつ優しい表情は、まさに王子と呼ぶにふさわしい完璧すぎるビジュアル。展示では豪華なショーケースに飾られてライトアップもされており、マルスが持つ輝きがさらに引き立てられていた。
一国の王子だけあって身なりも気品に満ちている。イメージカラーの青で統一された衣装には金のラインがあしらわれており、嫌味のないゴージャス感がとてもカッコ良い。
マルスが両手に持つ神剣ファルシオンと封印の盾のクオリティもファン納得の仕上がり。ファルシオンはシンプルなデザインながら、輝く金の鍔には紅い宝石が埋め込まれており、神々しさを見事に演出している。
そして、もう1つの封印の盾なのだが、これが残念なことに展示場所の都合上、盾の表面を写真に収めることができなかった。しかし、表面ほど派手さはないものの、盾の裏面も細部までキッチリ作り込まれていて驚きであった。
盾の裏には金の止め具、皮のベルトやグリップなど、まるで実在する盾のようなリアルな造形で、妥協のない作り込みである。
台座にも遊び心が取り入れられていた。一見なんの変哲もない石畳なのだが、よくよく見ると正方形の形になっており、ゲームの戦闘マップの「1マス」を表現した作りになっているのだ。これは「ファイアーエムブレム」シリーズの開発元であるインテリジェントシステムズが企画・監修をしているからこそ生まれた発想だろう。
実物を直に見て、さすがは開発公式で作られているだけあり、まさに“本物”といえる高品質なフィギュアであった。マルスのほかにも、「リン」と「アイク」のリリースが決定しており、さらなるシリーズ展開に期待が高まるところである。
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