【あみあみ展示撮り下ろし】戦闘なんてくだらねえぜ！Fire Bomberのステージを完全再現！「熱気バサラ」＆「ミレーヌ・ジーナス」

　人気アニメ「マクロス」シリーズの中でも屈指の異色作「マクロス7」の主人公「熱気バサラ」とヒロインの「ミレーヌ・ジーナス」がメガハウスより立体化。1月下旬発売で、「マクロス7 Fire Bomber 熱気バサラ」は17,380円（税込）。「マクロス7 Fire Bomber ミレーヌ・ジーナス」は16,830円（税込）。

　「マクロス7」ファンにはたまらない本フィギュアのデコマスが、2体揃ってあみあみ秋葉原ラジオ会館店で展示されている。現地に赴き、現物をチェックしてきたので、その熱気をお届けしよう。

　2人は、ロックバンド「Fire Bomber」のメンバーで、バサラはギター＆ボーカル、ミレーヌはベース＆ボーカルを務めている。本フィギュアはまさにライブシーンを切り取ったかのような構図で、2体が並んでこそ魅力が最大限に発揮される作りとなっている。

アニメで見たライブシーンを完全再現できる

　「マクロス」シリーズといえば、ヒロイン人気が非常に高く、逆に主人公が空気になりがちな作品だが、しかしこのバサラは違っていた。主人公は軍人でヒロインは歌姫というテンプレを捨て、主人公が戦場で歌をうたうという、まさかの歌姫ポジションも兼ねており、これまでの主人公には無かった圧倒的な存在感を放っていた。

歴代の主人公の中で、群を抜いて存在感のあるバサラ

　まずはバサラから見ていこう。お馴染みの華やかなライブ衣装を身にまとい、ギターとマイクを手に熱唱する立ち姿は躍動感全開で非常にカッコ良い。バランスが難しそうな逆立った髪の毛も再現度が高く、見ているだけで“アガる”クオリティだ。

　フィギュアの命である顔も“これぞバサラ”といった仕上がりで、熱の籠った表情からは「俺の歌をきけ！」という声が聞こえてきそうなほどの迫力に満ちている。

近未来感のある奇抜なライブ衣装。筋肉質な肉体も美しい

バランスの難しいであろう逆立った髪型、気合の入った表情などは原作に忠実で、造形レベルの高さが感じられる

　もう1人のボーカルで15歳の少女であるミレーヌ。レオタードの様なライブ衣装が特徴的で、腰から下は健康的な肌を惜しげもなく晒しているのはグッとくる。笑顔を浮かべる表情はとてつもなく可愛く、いつまでも見ていたくなる魅力がある。

　ミレーヌの方は全高約190mmもあるフィギュアなので決して小さくはないのだが、ガッシリとした体形のバサラの横に並ぶと、女の子らしい小柄さと線の細さがかなり際立って見えるのも面白い。

マックスとミリアの娘、ミレーヌ。両親とはあまり似ておらず、ピンクの髪が特徴的

健全フィギュアとは思えないセクシーさ

　キャラクターだけではなく小物類も注目のポイント。バサラとミレーヌが持つメカニカルなデザインの楽器は細部まで作り込まれており、フレットやポジションマーク、そして透明パーツでしっかり弦まで貼られているという精工っぷり。

　ミレーヌといつも一緒にいる銀河毛長ネズミのグババもちゃっかり付属している。ミレーヌの台座にセットすることができ、賑やかさを演出してくれる。

小物の作り込みもすごく、非の打ちどころの無い完成度

台座には名前とバンド名が記載されている

元気よく飛び跳ねるグババ。なんとも可愛らしい

　立体化の機会がそう多くはない「マクロス7」キャラのフィギュア化はファンなら絶対に見逃せないところだろう。クオリティの高さはもちろんのこと、2人が並んでいる絵は非常に見応えがあるものになっている。ぜひ一度、あみあみ秋葉原ラジオ会館店に足を運んで、熱い「 Fire Bomber」のステージをぜひ目撃してもらいたい。

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