【あみあみ展示撮り下ろし】灰色の髪をなびかせていく旅人は？そう、わたしです！「イレイナ～私の冒険譚～」

　KADOKAWAより、2024年1月に発売される1/7スケールフィギュアの「イレイナ～私の冒険譚～」。こちらは、テレビアニメ「魔女の旅々」の主人公であるイレイナを立体化したものだ。

　今回は、描き下ろしイラストを元にフィギュア化されている。通常版とは別に「イレイナ～私の冒険譚～ KADOKAWAスペシャルセット」もラインナップされており、そちらには、元になったイラストを使ったB2タペストリーが付属している。価格差は2000円ほどではあるが、購入できる店舗は限られているので事前にチェックしておいた方がいいだろう。

フィギュアの全高は約250mmだ

　フィギュア全体の造形としては、イレイナ自身の「冒険譚」がモチーフになっている。彼女が冒険の中で日々綴っていた日記の中から飛び出してくるようなイメージになっており、作品のテーマとも相まってかなり幻想的な姿に見える。

イレイナ自体は、いつものように大きな帽子を頭に被り、手に持った杖から魔法を出しているような姿だ。立ち姿のようにも見えるイレイナだが、よく見るとホウキに腰掛けて宙を舞っているような姿になっているところは面白い。

トレードマークの灰色の髪に、星が輝く大きな瞳が印象的だ

長い髪は、金色のリボンのようなもので束ねられている

頭に被った帽子はかなり大きめのサイズだが、妙にバランスが良い感じだ

　ちなみに写真ではわからないのだが、頭に被った大きな帽子は着脱が可能になっている。帽子を取り外しと、頭のてっぺんにはアホ毛が飛び出しており、細部にわたって手抜かりなく作り込まれている感じだ。また、イレイナが身に付けているアクササリー類もかなり細かく作られている。そうしたこともあり、ひとつひとつのパーツを見ているだけでも楽しい気分にさせてくれる仕上がりだ。

首の辺りには、黄色いリボンが取り付けられている

手に持った杖の先からは、魔法のようなエフェクトがほとばしっている

やや短めのスカートからは、白い脚がスラリと伸びている

ちょっと見えにくいが、肩から提げたバッグもなかなかの再現度だ

　やはり特筆しておきたいのは、フィギュア本体に負けないぐらい作り込まれた台座部分だ。形としては雲のようなふんわりとしたエフェクトを表現したようなものになっており、半分沈んでいるように見える日記の表現も見事である。この台座も含めて、トータルで作品として仕上げられているといった印象だ。

ホウキの先端の表現もなかなかユニークだ

台座部分もファンタジックな雰囲気を醸し出してくれている

　こちらの「イレイナ～私の冒険譚～」は、あみあみ秋葉原ラジオ会館店で展示されていたデコマスだ。サイズ以上にボリューム感がある作品となっており、部屋に飾っておくとかなり目立つ存在となりそうだ。予約の締め切りは6月7日までと少し余裕があるが、どうしても欲しい人は忘れないうちに購入しておこう！

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