特別企画

【あみあみ展示撮り下ろし】まさに職人技の美しさ!「吉徳×F:NEX 鹿目まどか&暁美ほむら -日本人形-」

「まどマギ」のふたりが日本人形になって登場

【吉徳×F:NEX 鹿目まどか -日本人形-】

【吉徳×F:NEX 暁美ほむら -日本人形-】

2025年12月 発売予定

価格:各198,000円

撮影:あみあみ秋葉原ラジオ会館店

 フリューより、2025年12月に発売される1/4スケールフィギュア「吉徳×F:NEX 鹿目まどか -日本人形-」と「吉徳×F:NEX 暁美ほむら -日本人形-」。こちらは、2013年に公開された映画「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」より、鹿目まどかと暁美ほむらをフィギュア化したものだ。

 吉徳 × F:NEXによる「日本人形フィギュア」シリーズはこれまでもいくつかでているが、鹿目まどかが第16弾、暁美ほむらが第17弾となっている。通常のフィギュアとはひと味もふた味も異なる、日本の伝統芸を活かした作品ということもあり、今回も大きな注目を集めそうだ。

写真左が鹿目まどかで右が暁美ほむら

 まずは「吉徳×F:NEX 鹿目まどか -日本人形-」からご紹介していこう。首を少しだけ傾けて、微笑んでいる姿がかわいらしいこちらの鹿目まどか。頭の上には、華やかな着物に負けないぐらい大きな髪飾りが付けられており、こちらもピンク色の髪とマッチしている。

 ちなみに今回衣装原型を担当したのは人形作家の宇山あゆみ氏で、魔法少女に変身したときの面影を残したかのような着こなしをイメージしているという。こうしたこまかい配慮が随所に感じられ、ひとつの作品として仕上げられているのである。

笑顔がかわいい鹿目まどか
髪の毛の流れる部分など造形も細かい
ただの振り袖風というわけではなく、日本の伝統芸が随所に採用されている

 振り袖の生地は型友禅による染物だ。キャラクターのからに合わせてピンク色を基調としながら、西洋風の鮮やかなバラを日本の伝統的な友禅で仕上げられている。帯の生地には、金糸と銀糸、金銀箔を織り込んだ伝統的織物の金襴が採用されており、見た目もゴージャスさを引き立てている。

鞠にはパール塗装が施されている
西洋風の薔薇が描かれている
白い厚底の下駄にピンクの紐がアクセントになっている

 続いて「吉徳×F:NEX 暁美ほむら -日本人形-」。元々黒髪が美しいということもあり、日本人形というスタイルにもまったく違和感がない。髪飾りには、紫色の大きなリボンが付けられており、そこから黄色い紐が垂れ下がっているところがおしゃれだ。

 ほむらの表情は、どこかしっとりとした雰囲気になっており、いつまでも眺めていたくなるような魅力がある。特に髪がなびいているところの造形が素晴らしく、フィギュアならではの躍動感のある作りになっている。振り袖部分は、上半身は若干シックな雰囲気だが下に行くほど艶やかさが増していくデザインになっているのが素晴らしい。

黒髪に振り袖姿がよく似合う
髪飾りもキュートだ
振り袖の生地は型友禅が採用されている

 ほむらが身に付けている振り袖は、濃紫をベースに花や蝶などを散りばめたデザインになっている。やや明るい紫色がアクセントになっており、全体を引き立てている印象だ。また、手にはキュゥべえをモチーフにした巾着を持っており、こちらもキュートな仕上がりになっている。

キュゥべえの巾着を持っている
あらためて振り袖の美しさを再発見できそうだ
足元は厚底の黒い下駄というスタイル

 こちらの「吉徳×F:NEX 鹿目まどか -日本人形-」と「吉徳×F:NEX 暁美ほむら -日本人形-」は、現在あみあみ秋葉原ラジオ会館店で展示中の彩色原型だ。11月29日まで2体揃って展示されているので、少しでも気になったならば、お店に足を運んで実物をチェックして見ることをオススメする。

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