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【ワンホビG】ゲームの雰囲気を再現! 「figma Ghost of Tsushima 境井仁」、「figma サイバーパンク 2077 V」

発売日:未定

価格:未定

 「ワンホビギャラリー 2020 AUTUMN」ではゲームの主人公をモチーフとした「figma Ghost of Tsushima 境井仁(以下、「figma 境井仁」)」、「figma サイバーパンク 2077 V(以下、「figma V」)」の2体が出展されていた。どちらも発売日・価格未定だ。

 「figma 境井仁」で目を引くのは鎧の表現。多くのパーツがある鎧姿を精密に表現しながらきちんと可動を確保しているのが確認できる。印象的なマントは布パーツを用意しきちんとなびく雰囲気を再現する。

 各パーツの可動を確保する場合はパーツのすりあわせが非常に大事だ。可動ばかり重視すると隙間の多い体型になるし、詰めすぎると動かない。figma関節はある程度引き出すことも可能だが、このバランスには毎回苦労するという。特に「Ghost of Tsushima」はアクションを重視したゲームであり、ゲーム内のカッコイイアクションを再現すべく設計に力を入れているという。

 刀は鞘から抜ける設計にすると鞘が太くなってしまうので差し替えにしているとのこと。試作品は面頬をつけているが表情パーツで素顔もある。この表情をきちんと再現するのが難しく試作を重ねている。ゲーム内での仁の装備は色が変えられるし他の装備もある。どういった色が良いかは現在検討中。人気が出れば他の装備も企画できるかもとのことだ。

【figma 境井仁】
  • 発売日:未定
  • 価格:未定
  • サイズ:ノンスケール
  • 原型制作:POLY-TOYS

 「figma V」は公開されているビジュアルの主人公のVを再現。ゲーム内でのVは外見は自由に設定できるし、女性にもできる。また1人称のゲームなため通常Vの姿はプレーヤーは見れないが、カットシーンやPVでVの姿を見ることができる。ちょっと渋く、かっこいい姿を目指して造形している。写実寄りのモチーフは立体化のバランスが難しく、こちらに特に力を入れているとのこと。

 特徴的なのは首回りを覆う襟の表現。可動範囲を確保しつつ、服としてのスマートさを見せるため現在は調整中だという。未来感がありつつもどこか懐かしい感じもする、現在の我々とは異なる進化をした近未来「サイバーパンク 2077」ならではのファッションを関節を仕込みつつどう表現するかは見所の1つだ。

 figmaの技術の蓄積、というところでは“しわ”の表現がある。服にしわのモールドが寄っているが、このしわは手足を曲げた時でも伸ばした時でもきちんと“らしく”見えるのである。曲げても伸ばしてもそのときに服に寄ったしわのように見える。これはマックスファクトリーのfigma開発から得られた知見で、ズボンや背広などの表現をよりリアルに見せてくれる。商品を重ねることで得られたフィードバックが活かされているのだ。

 「サイバーパンク 2077」では主人公に先がけキアヌ・リーブスさんが演じるジョニー・シルヴァーハンドを固定フィギュアとした「POP UP PARADE ジョニー・シルヴァーハンド」が発売される。現在予約受付中で、発売は2021年2月。会場ではこちらも展示されている。ファンはぜひチェックして欲しい。

【figma V】
  • 発売日:未定
  • 価格:未定
  • サイズ:ノンスケール
  • 原型制作:POLY-TOYS
【POP UP PARADE ジョニー・シルヴァーハンド】
  • 発売日:2021年2月
  • 価格:3,545円(税別)
  • サイズ:ノンスケール
  • 原型制作:mayaka。