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ヴィットマンが搭乗した戦車「ティーガーI」を1/35スケールで再現したプラモデルが登場!

履帯はマジックトラックを採用、ヴィットマンの1/35フィギュアが付属

5月 発売予定

価格:9,020円(税込)

 プラッツは、プラモデル「1/35 WW.II ドイツ軍 ティーガーI 後期生産型 "ヴィットマン ラスト タイガー" マジックトラック付」を5月に発売する。価格は9,020円(税込)。

 本商品は、後期生産型のティーガーI型戦車を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット。ティーガー・エースのミハエル・ヴィットマンが最後に搭乗していたターレット番号007号車がモデル化されている。全長は約315mm。本キットには、第二次世界大戦期のドイツ第三帝国の戦車兵、ミハエル・ヴィットマンの精悍な姿を表現した1/35スケールフィギュアが付属し、キューポラにセットすることができる。

 車両は、細部まで詳細に再現。車体はツィメリットコーティングを施した状態でモデル化。トーションバー式のサスペンションや転輪などのメカニズムも正確に再現されている。履帯には仕上がりの実感も十分な組み立て連結式のマジックトラックを採用。車体後部のエンジンデッキのグリルや車載工具などが、リアリティな仕上がりを演出する。

 キューポラや砲塔のハッチは開閉選択可能で裏面のディテールもしっかりと表現。また、スターアンテナなども用意され、ヴィットマンティーガーがしっかりと再現されている。デカールはヴィットマン最後のティーガー、第101重戦車大隊の007号車のほか、009号車のマークも用意されている。ボックスアートはVolstead氏のイラストが採用されている。

キューポラにセットできる、ヴィットマンの1/35スケールフィギュアが付属
【実車について】

 ドイツタイガー戦車のエース、ミハエル・ヴィットマンは、1941年6月に始まったバルバロッサ作戦では三号突撃砲の車長として参戦。敵戦車を撃破して早くもエースの片鱗をうかがわせる。

 1942年からはタイガーI型を得て戦車長となりいよいよ実力を発揮。1944年8月8日、4輌のティーガーIで構成されたヴィットマン率いる部隊は戦線に向かう途中で敵戦車に遭遇。集中砲火を浴びたヴィットマンもクルーとともに戦死を遂げた。敵戦車撃破数約135輌を記録したヴィットマンが最後に搭乗していたのはもちろんティーガーIの後期型。ターレットナンバーは007だった。最大100mmにも達する分厚い装甲を施した車体もシャーマン・ファイアフライをはじめとする敵戦車の砲撃に耐えられなかった。