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レジスタンス向けに大量生産、「安売雑貨店の銃」と呼ばれた「リバレーター」をハートフォードがモデルガンに!

【リバレーター2022】

1月中旬 発売予定

価格:17,600円(税込)

 ハートフォードは、モデルガン「リバレーター2022」を1月中旬に発売する。価格は17,600円(税込)。現在販売店で予約を受け付けている。

 リバレーターは、FP-45の制式番号を持つゼネラルモーターズが製造した簡易拳銃である。第2次世界大戦時、ナチス・ドイツに占領された地域のレジスタンス用支援物資として11週間で100万丁が製造され、漫画のコマ割りで描かれた取扱説明書付きで空中投下されたとされるが、正式な記録はほぼない。

 弾を1発だけ装填でき自動廃莢機能もなく、廃莢は棒を突っ込んで行なう。グリップに予備の弾薬が10発収納できる。銃身にはライフリングも刻まれていない簡易構造で、精度も低く、十数発の発射で壊れてしまうものが多かったという。「安売雑貨店ウールワースが造ったような銃」という意味を込め、「ウールワース・ガン」と呼ばれた。

 独特の逸話と、その設計から「リバレーター」は独自の魅力を持つ銃である。ハートフォードはバレル、バレルストラップ、フレーム(左右)をヘビーウェイト樹脂で製作したモデルガン「リバレーター2022」として発売する。コッキング・ノブ、トリガーガード、トリガー、ブリーチブロックは亜鉛ダイキャスト製。当時のリバレーター用刻印を再現したこだわりの45ACP発火ダミーカートリッジが1発付属する。弾頭が銅メッキのリアルなものとなっている。

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