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ホビージャパン、福田誠氏による明智光秀がテーマのボドゲ付ゲーム誌「タクテクス 光秀戦記」Amazonにて予約受付開始!

【タクテクス 光秀戦記 明智十兵衛合戦次第】

3月18日 発売

価格:5,940円(税込)

画像は「タクテクス」復刊を告知するポスター

 ホビージャパンは、ウォーゲーム(ボードゲーム)付ゲーム誌「タクテクス 光秀戦記 明智十兵衛合戦次第」の予約受付がAmazonにて開始された。発売は3月18日で、価格は5,940円(税込)。

 「タクテクス 光秀戦記 明智十兵衛合戦次第」は、ホビージャパンにて刊行されていたアナログゲーム専門誌「タクテクス」が30年ぶりにリブートされたもの。平とじ、もしくは中とじの雑誌のみならず、付録としてアナログゲームが付いていたのが大きな特徴となっており、当時のゲームファンを愉しませた。

 今回本誌に付属するゲームは、ウォーゲームデザイナー福田誠氏がデザインしたもの。福田氏はこれまでにも数々のウォーゲームを手掛けてきた人物で、手掛けたゲームの年代も幅広く現代を舞台にしたものから戦国時代まで様々な時代のゲームをデザインしてきた。

 ウォーゲームとは、紙のマップの上で駒を動かしプレイするタイプの軍事シミュレーションゲームのこと。史実通りにプレイしても、自分の臨むように戦闘の結果を変えるためにプレイしても楽しめる。

 「タクテクス 光秀戦記 明智十兵衛合戦次第」は、明智光秀の晩年に行なわれた戦いが中心となったウォーゲーム集。「第1次黒井城の戦い」、「本能寺の変」、「山﨑決戦」の3本が入った構成となっている。「山﨑決戦」は、1ユニット500人程度の小部隊の規模での戦いで、その戦い毎にクローズアップした戦闘を味わえる。「第一次黒井城の戦い」は、山崎と同じシステムで、第1次丹波攻略での部隊同士の機動と戦闘が楽しめる。「本能寺の変」は1ユニットが基本的に1人の小部隊で、本能寺の戦いが再現されている。

 また福田氏によれば、「第1次黒井城の戦い」については「合戦の詳細はもとより参加武将も兵力も不明だが、後世の石高や前後の戦いなどから兵力を推測してユニットを作り、黒井城周辺の地図を作成してユニットを配置し、ルールをまとめて動かしていくと戦いの様相が一気に見えてくる」とのことで、ウォーゲームによる歴史“ソウゾウ”学を味わえるという。

 本誌部分は48項となっており、付属のゲームのルールブックが掲載されているほか、ゲームテーマに沿った内容の戦史記事や、ゲーム関連記事が掲載されている。さらに、記事部分には研究家などに依頼したことで、戦史ファンも十分満足できる内容になっているとのこと。ほかにも、A2サイズマップやコマシート1枚、サイコロにディスプレイシートなどが付属している。