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立体映像搭載ガシャポン自販機「GASHAPON ODYSSEY」東京/福岡に登場

オリジナルフィギュア「MATERIALS of the EARTH」が4月28より販売

長岡頼（クラフル）

2022年3月28日 14:08

【GASHAPON ODYSSEY（ガシャポンオデッセイ）】
3月28日より設置

　バンダイベンダー事業部は、ガシャポン発売45周年プロジェクト「答えはガシャポンだ」の取り組みとして、立体映像を搭載したガシャポン自販機「GASHAPON ODYSSEY（ガシャポンオデッセイ）」を開発した。3月28日から2023年2月28日まで（予定）の期間限定で、「ガシャポンのデパート」2店舗（池袋総本店、キャナルシティ博多店）に、1台ずつ設置される。

　「未来のガシャポン自販機のコンセプトモデル」として開発された「GASHAPON ODYSSEY」は、高さ2.1メートル、幅2メートル、奥行き2.3メートルの巨大なガシャポン自販機。正面から側面につながる約3.9平方メートルの大型LEDディスプレイにより、奥行きのある立体映像を楽しむことができる。

　コイン投入口にコインを入れると、画面に奥行きのある近未来的な研究室が映し出され、付属の大型ハンドルを回すことで画面の中にキャラクターが誕生。その後、そのキャラクターがカプセルに入った状態で、商品搬出口から出てくる仕組みとなっている。

　「GASHAPON ODYSSEY」オリジナル商品として、「MATERIALS of the EARTH（マテリアルズ・オブ・ジ・アース）」（全5種）が4月28日より発売される（予定）。価格は1回1,000円（税込）。

「GASHAPON ODYSSEY」について

特長

「GASHAPON ODYSSEY」のコンセプト

　「GASHAPON ODYSSEY」は、ガシャポン45周年を記念し、「未来のガシャポン自販機のコンセプトモデル」として開発された。名称は、「オデッセイ＝長い冒険旅行」に由来し、ガシャポンが45年の歴史を経て、次の50年、100年もユーザーに「ワクワク」を届ける「冒険旅行」を続けていくことを意味している。

　この名称から、本体デザインは、「宇宙を旅するスペースシップ」をコンセプトにしており、ハンドルも船のかじをイメージしてデザインされている。

大型 LED ディスプレイ

　「GASHAPON ODYSSEY」に取り付けられた縦1.08メートル、横3.6メートル、面積約3.9平方メートルの大型LED ディスプレイは135枚のLEDパネルによって構成されている。このディスプレイが大きく湾曲していることによる視差効果によって映像が立体的に見えるようになっている。

　自販機の中でキャラクターが誕生していく様子が映し出されるなど、奥行きと立体感のある映像を楽しみながら、ガシャポンの「ワクワク・ドキドキ」を楽しむことができる。

【「GASHAPON ODYSSEY」プレイ画面】

大きな円形のハンドル

　「GASHAPON ODYSSEY」の手前に取り付けられたハンドルを、かじを切るように回転させることで映像が先に進む仕組みになっており、自らの手で映像を操っているかのような体験ができる。

　さらに、内部には複数のガシャポン自販機を内蔵。映像とリンクした商品が搬出される。これらの機能を使うことで、大型LEDディスプレイ内に広がる空間の中で、自らの手でキャラクターを生み出し、その後、そのキャラクターが立体フィギュアになって手元に搬出される「自身で商品を誕生させる」という体験ができる。

大型円形ハンドル

商品搬出口

【構想4年、プロジェクト全体で1億円以上の製作費をかけて開発】

　「GASHAPON ODYSSEY」の構想は2018年ごろから立ち上がり、2021年3月に本格的な開発がスタートしました。ガシャポン45周年という節目に作るガシャポン自販機として、「未来のガシャポン」というコンセプトの下、「大型LEDディスプレイを利用した立体映像とガシャポン自販機を融合させる」というアイデアを実現していきました。

　ピラミッドフィルムクアドラ社と共同開発を行ない、プロジェクト全体として1億円以上の製作費をかけ、大型LEDディスプレイに映し出される映像と、かじを切るように回すハンドル操作の連動を体感できるよう設計しています。

詳細

設置期間：3月28日（月）から設置開始
設置場所：設置場所ガシャポンのデパート池袋総本店（東京都豊島区東池袋 3丁目1-3 サンシャインシティワールドインポートマートビル 3F）、ガシャポンのデパートキャナルシティ博多店（福岡県福岡市博多区住吉1丁目2-74 キャナルシティ博多サウスビルB1 ハムリーズ内）
導入数：上記2店舗各1台計2台
決済方法：500円硬貨のみ対応（新500円硬貨対応）

サイズ

【自販機サイズ】
約2,100×2,000×2,300mm（高さ×幅×奥行き）

【大型LEDディスプレイサイズ】
・ピッチ数：1.9mmピッチ
・LEDパネル1枚のサイズ：240×120mm
・LEDパネル数：135枚（横15枚×縦9枚）
・ディスプレイ総合寸法：3,600×1,080mm（横×縦）
・面積：3.888㎡

【搬出可能サイズ】
直径68mmカプセル

商品「MATERIALS of the EARTH」について

4月28日（木）～2023年2月28日（火）予定
1回1,000円（税込）※500円硬貨のみ対応
対象年齢：15歳以上
セット内容：フィギュア本体、支柱、台座、ミニブック

　「MATERIALS of the EARTH」は、地球を構成する5つの要素「火・水・空・風・地」をイメージした精霊のフィギュア。

　デザイン当初から立体化を意識した3Dデザインを行なったため、映像の中のキャラクターと実際に搬出されるフィギュアには統一感がある。宇宙の冒険旅行を経て地球にたどり着いた宇宙船が、地球を構成する5つの要素「火、水、空、風、地」の精霊を見つけ、それを具現化するというストーリーのもと、デザインをキャラクターデザイナーの吉井宏氏が手がけた。

　それぞれのキャラクター（FIRE、WATER、SPACE、AIR、EARTHの5種類）には性格や特徴があり、「GASHAPON ODYSSEY」のハンドルで、ランダムに現われる要素を混ぜ合わせることで誕生する。フィギュアの造形や彩色もこだわりを追求し、クオリティの高い商品となっている。

【MATERIALS of the EARTH】