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【ワンフェス】「すごくでかい、すごく強い、すごいロボットだ!」、「AMAKUNI機神 キングジェイダー」、企画者のコメントと共にディテールをチェック!

【ワンダーフェスティバル2022[夏]】

開催日:7月24日10時~17時

会場:幕張メッセ 国際展示場 1~8ホール

一般チケット:3,000円(※小学生以下無料)

 「AMAKUNI機神 キングジェイダー」は、ホビージャパンのAMAKUNI機神第1弾である「AMAKUNI機神 ジェネシックガオガイガー」と並び立つ製品として企画されている。今回、最新の試作品が出展されていた。発売日・価格は未定。

 キングジェイダーは、アニメ「勇者王ガオガイガー」に登場するロボット。アニメ中盤の新たな敵・機界31原種に全く刃が立たずやられてしまう寸前のガオガイガーの前に現われ、敵を蹴散らすという非常に印象的な登場をした。赤の星で建造された対原種殲滅兵器として作られた超弩級戦艦「ジェイアーク」がメガ・フュージョンしたロボットでその戦闘力は凄まじい力を持っている。

ホビージャパンで掲載されている2体の対比。あえて同スケールではなく、並べ立てるようにするという

 設定上はガオガイガーの全高が約30m、キングジェイダーは約100mと3倍以上だが、製品では並び立ち、ガオガイガー以上の大きさを感じさせるサイズでアレンジされる。製品で目を惹くのはその凄まじいディテールである。キングジェイダーはその大きさを強調するように原作でもかなり細かくディテールが描かれるのだが、装甲の分割、ダクトなどの描写、巨大な砲塔や可動部分など全身の表現に力が入っている。特に必殺技である弓のような射出武器ジェイクォースは情報量が密集しており、目が惹きつけられる。

 キングジェイダーは戦艦形態ジェイアークに変形、ここから艦橋と主砲が小型戦艦の「ジェイバード」、さらに人型の「ジェイダー」に変形する。立体物ではこのバランスが難しい。今回の「AMAKUNI機神 キングジェイダー」はキングジェイダーと、ジェイアークの展示だったが、両形態ともかなりバランスを考えているのがわかった。ジェイバード、ジェイダーの姿も楽しみだ。

今回はキングジェイダーと、変形させたジェイアークの2体を出展
キングジェイダーはその凄まじい情報量に圧倒される。各砲塔も細かく動くのがわかる

 今回取材に際し、企画担当者のコメントをもらうことができた。商品化に当たっては、「AMAKUNI機神 ジェネシックガオガイガー」がかなり好評だったので、早い段階で決めていたという。キングジェイダーは立体化の例も少なく、ライバルキャラとして作中でも確固たる地位を築いており、需要はあると考えた。何よりジェネシックガオガイガーとキングジェイダー、両雄が並びたつ姿を担当としても何としても実現させたかったとのことだ。

 そして注目ポイントとして担当者は「ディテールの細かさや全体ボリュームなど、『すごくでかい、すごく強い、すごいロボット』である事を体現するデザインを目指した」と語る。劇中にて本作の主人公の1人・天海護がキングジェイダーを初めて見た時のセリフが、本製品のコンセプトとなっている。

各パーツが組み変わったジェイアーク。こちらのプロポーションも良好だ

 さらに、造形にこだわりながらも、可動性能が失われないように意識している。指は全てが可動、反中間子砲は砲塔が上下左右に可動するなどのギミックも仕込まれている他、外見からは想像できないほどの可動域を誇り、格闘アクションなどアニメ作中のほぼ全てのポーズを違和感なく取らせる事ができる。膝立ちや片足立ちすらも可能とのことだ。

 「ジェイアークへの変形、ジェイバードへの分離、ジェイダーへの変形ギミックも搭載しているので、ここにも注目して欲しい」ということで、かなり期待が膨らむ。今後の情報に期待していきたい。

必殺技・ジェイクォースの表現はかなり力が入っているのが確認できる