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【おもちゃ見本市】祝・発売45周年!バンダイの電池を使わない「元祖モグラたたきゲームシリーズ 飛びだせ!いかりの親分モグラ」が懐かしくも新しい!

【元祖モグラたたきゲームシリーズ 飛びだせ!いかりの親分モグラ】

10月29日 発売予定

価格:4,378円(税込)

 「クリスマスおもちゃ見本市2022」のバンダイブースの中で、ひっきりなしにマスコミが取材していたのが、この「元祖モグラたたきゲームシリーズ 飛びだせ!いかりの親分モグラ」だ。発売から45周年を迎えたおもちゃ「元祖モグラたたきゲーム」の最新アイテムとなるが、そのギミックは実にアナログなものであった。

「元祖モグラたたきゲームシリーズ 飛びだせ!いかりの親分モグラ」。10月29日発売。価格は4,378円(税込)

 バンダイが1977年に発売した「モグラたたきゲーム」は、地面を模した土台の上に黄色いモグラが顔を出し、ハンマーで叩くとモグラが飛び出すというゲームだった。これまでも復刻やリニューアルを繰り返して販売されてきたが、生誕45年を迎えた今年はまったく新しいギミックを内蔵した新製品として発売されることとなった。

緑の地面から頭を出す黄色いモグラの姿を覚えている人は多いはず

 プレーヤーが叩く子モグラは1匹ずつ個別のブロックのようになった土台から頭を出していて、横に並べたりバラバラに置いたりして遊べるのだが、今回の商品は電池やモーターなどの電気的な制御を一切行なっていない。子モグラの下にはスプリングと吸盤が仕込まれていて、叩くと吸盤が吸い付いてしばらくの間頭が隠れ、やがてスプリングの力で吸盤がはがれて再び頭を出すという仕組みだ。子モグラが再び頭を出すまでの時間は叩いた強さなどで変わるので、電気制御とは違う不規則な動きを楽しめるのである。

押し込んだ子モグラの頭は時間が経つと飛び出すので、それを叩くのだ
土台にはカウンターが付いていて、叩くと最大7ポイントまでカウントされていく

 セットには「親分モグラ」も同梱されていて、こちらにも同様のギミックが仕込まれているが、子モグラのように叩く対象ではなく、飛び出すまでの時間をタイマーのように使うものだ。ゲーム開始時に親分モグラの頭を隠すと約20秒で飛び出すので、その間に子モグラを叩く。子モグラには叩いた数のカウンターが付いていて、その合計数を競うのである。さらに空中に飛び出した親分モグラを素早くキャッチできれば、スコアが2倍になるというボーナスルールもあり、よく考えられている。

タイマーの役割を持った親分モグラ。押し込んで飛び出すまで約20秒で、上手くキャッチできればボーナス点だ
【バンダイ「元祖モグラたたきゲームシリーズ 飛びだせ!いかりの親分モグラ」プレイ動画】

 商品は顔の違う子モグラ4匹、親分モグラ1匹、ハンマーのセットで、複数あればたくさんのモグラを相手にしたり、多人数で同時に遊んだりすることができるなど、拡張性もある楽しい新製品だ。