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【魂ネイション】商品化をあきらめない! 「マクロス」コーナーで展示されている「DX超合金 YF-21」や「HI-METAL R マクロスメカ」の続報は?

【TAMASHII NATION 2022】

開催期間:11月18日~11月20日

開催場所:ベルサール秋葉原 B1F~2F イベントホール

 今回のTAMASHII NATION 2022ではベルサール秋葉原の3フロアが会場となっており、そのうちの1フロアが「マクロス」となっている。最大の目玉である「マクロス艦」の出展に加え、他にも様々な商品が目白押しとなっている。

会場で展示されたマクロス艦。続報を大いに期待したい

 TAMASHII NATIONでは数年前もマクロスにをフォーカスした出展が行われていた。その中ではいくつか商品化が実現したものがあるがまだ実現していないものも多い。今回はいくつかの商品をピックアップしてみた。

 現在、「マクロス」関連商品の大きな動きは「マクロスΔ」と「マクロスF」関連のものがとなっている。1つが「劇場版マクロスΔ」の「スーパーゴーストセット」であり、2023年に発売を予定している「DX超合金 スーパーメサイアバルキリー リバイバルVer.」である。会場ではまだ発売されていない「カイロスプラス」や「VF-25G ミシェル機リバイバル版」も出展されており、こちらの商品化も期待できそうだ。

 他のラインも動いているため、現在大きな流れがある中では企画を練りつつ……という商品も多いとのこと。「マクロスプラス」の「DX超合金 YF-21 シュトゥルムフォーゲル(ガルド・ゴア・ボーマン機)」は出展している試作品はあくまで仮のもので、今後ブラッシュアップを考えているとのこと。

【YF-21】
YF-19との対決シーンをイメージ
「DX超合金 YF-21 シュトゥルムフォーゲル(ガルド・ゴア・ボーマン機)」。かなり特徴的なデザインで変形システムも独特である。どのようにブラッシュアップされていくだろうか?

 1つのこだわりのヒントとしては「バトロイド時のパーツのバランス」。YF-21は他のバルキリーと違い足にエンジンがなく、背中のバックパックに搭載されている。このため背中が大きく重くなってしまうがここをアニメのようなバランスのとれたスタイリングにすべく、企画を煮詰めているとのことだ。

 「マクロスプラス」において、「YF-19」はコレクターズ事業部でも商品化されているが、ライバルである「YF-21」はまだである。独特の魅力を持つこの機体の商品化は待ちたいところだ。

 今回大きく出展されていたものとしては「マクロス7」の「ファイアーバルキリー」もあるこちらはYF-19のバリエーションであるが、やはり変更点も多く、また「マクロス7」関連商品の展開予定も今は少ないため、商品化の予定はまだ先になるという。

【ファイヤーバルキリー】
「DX超合金 VF-19改 ファイヤーバルキリー」。こちらはかなりリアル寄りの表現となるという
こちらはアニメ寄りの表現を目指す「HI-METAL R VF-19改 ファイヤーバルキリー」

 「ファイアーバルキリー」は「HI-METAL R」と「DX超合金」の2タイプの試作品が展示されているが、"解釈の違い"に注目して欲しいとのこと。「HI-METAL R」はアニメ内の雰囲気に近いカラーリング、スタイリングやディテール表現もアニメでのイメージを優先している。一方の「DX超合金」はカラーリングや質感はリアルより、より実在感を追求する方向での企画を考えている。

 このほか現在止まっている「HI-METAL R」のデストロイドや、ゼントラーディーのメカももちろん展開したいとのこと。「デストロイドトマホーク」や「デストロイドファランクス」、そしてゼントラーディーのパワードスーツ「クァドラン・ロー」などこれら魅力的なモチーフを統一スケールで出していく予定だ。タイミングなどで難しい場合はあるが、ファンの応援こそが商品化実現への力となる。応援して欲しいとのことだ。

 今回の展示では改めて「マクロス」関連のアイテムの幅広さ、各商品の魅力を再確認させてくれる。ぜひ会場を訪れて、マクロスアイテムを目にして欲しい。

【HI-METAL R】
「HI-METAL R デストロイドトマホーク」
「HI-METAL R ファランクス」
「HI-METAL R クァドラン・ロー」は大きさも課題とのこと