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なりきり玩具でいっぱい! 多彩な大人向け変身アイテムが集まる「NARIKIRI WORLD STORE TOKYO」

【バンダイナムコ Cross Store 東京】

3月18日 オープン予定

場所:東京都豊島区 サンシャインシティ

 バンダイナムコアミューズメントは3月18日、東京・池袋のサンシャインシティ ワールドインポートマートビル3階に、バンダイナムコグループ各社が取り扱うキャラクター、商品、体験イベントを一堂に集めた、体験型リテール施設「バンダイナムコ Cross Store 東京」をオープンする。今回、オープンに先駆けメディア向け内覧会が開催された。

 「バンダイナムコ Cross Store 東京」は300以上のガシャポンマシンが集う「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」や、100以上のプライズマシンが設置された「バンプレヤ」、「一番くじ公式ショップ」といった店舗に加え、イベントスペースも用意。オープン時はVRアクティビティやオリジナルグッズが販売される「シン・ジャパン・ヒーローズ・アミューズメントワールド」が開催される。

 本稿では施設の大きな目玉である「NARIKIRI WORLD STORE TOKYO」を取り上げたい

【バンダイナムコ Cross Store 東京】
300以上のガシャポンマシンが集う「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」
100以上のプライズマシンが設置された「バンプレヤ」
「ONE PIECEカードゲーム 公式ショップ」
「一番くじ公式ショップ」
「BANDAI CANDY OFFICIAL SHOP」
「シン・ジャパン・ヒーローズ・アミューズメントワールド」
「ナムコ堂」

特撮やアニメのヒーローが持つアイテムをその手にできる「NARIKIRI WORLD STORE TOKYO」

 「NARIKIRI WORLD STORE TOKYO」はバンダイ トイディビジョンが展開する初めてのコンセプトストア。“なりきり玩具”とは、仮面ライダーの「変身ベルト」をはじめとし、「スーパー戦隊」シリーズや「プリキュア」シリーズで作中に登場する武器や変身アイテムを指す。アイテムを手に取り、変身ポーズなどのアクションをすることでヒーローに“なりきれる”玩具を指す。

 なりきり玩具はキャラクター玩具において大きなウェイトを占める。昨今ではそのクオリティは大きく上がり、劇中のアクションに連動し、音や光、キャラクターの名乗りや必殺技の叫びなど劇中そのままの雰囲気を味わえる商品となっている。色合いや質感も劇中のものに近づき、子供達のみならず大人も魅了する商品が多数登場している。

【会場での販売】
「NARIKIRI WORLD STORE TOKYO」は場で販売を行っているのが大きな特徴
「CSM 変身ベルト・タイフーン」、5500円
「変身ベルト DXリベラドライバー」、8800円
「変身ベルト DXオーマジオウドライバー」、8250円
「ビーコマンダー」、13200円
「ウルトラレプリカ スパークレンス 25th Anniversary ver.」、11000円

 その“究極”ともいえるのが「CSM(COMPLETE SELECTION MODIFICATION)」というシリーズ。「変身ベルト」に代表されるなりきりアイテムを、バンダイの最新の技術・造型手法を用いて再構築した、「大人の為のなりきり玩具」である。2013年から展開し、今年で10周年となる。劇中の「プロップ(小道具)」そのままの質感を追求、劇中のアクションや音声を再現し、従来の商品以上に「なりきり」にこだわっている。プレミアムバンダイでの受注生産で、数万円の高額商品だが、多くの商品が準備数を超えるほどの人気を集めている。商品のクオリティをアップしたリニューアル販売なども行われている。

 今回オープンした「NARIKIRI WORLD STORE TOKYO」は、従来ではプレミアムバンダイでの期間限定の受注販売商品をその場で買えるというのが大きい。受注を逃した人もこのお店ならばその場で購入することが可能なのだ。もっとも商品の準備数はあくまでプレミアムバンダイでの受注時に準備した数と言うことで、在庫そのものは多くないとのこと。今後の販売計画は、お店での売り上げで検討していくとのことだ。スタート時の販売は、「仮面ライダー」に加え、「ウルトラマンティガ」、「重甲ビーファイター」のなりきりアイテムが販売となっており、人気を集めそうだ。

 さらにプレミアムバンダイ受注中アイテムを中心とした展示も行われている。間近に見る大人向けなりきりアイテムは劇中のヒーローが身につけているアイテムそのままで、そのクオリティや、ギミックは圧倒されるものがある。細かい造形やギミックをその場で見ることができる。

 さらに“体験コーナー”も用意されており、いくつかのアイテムをその場で体験することも可能だ。なりきりアイテムはりその手で触ったときに真価がわかる。ボタンの感触、明滅するライト、音楽や音声はアイテムから鳴るのだが、劇中のTVのスピーカーから鳴るような音声がきちんと響く。LEDやスピーカー、音声パターンの切り替えなどの電子制御技術、ベルトが劇中と同じタイミングで開く玩具技術などは体験しないとわからない。改めてバンダイの玩具技術に感心させられるだろう。

【会場展示】
歴代ライダーのCSMを展示
3次受注が行われている「CSMファイズギアver.2」、45,100円
2次受注中の「ゴーカイサーベル&ゴーカイガン -MEMORIAL EDITION-」、29,700円
2次受注中の「Special Memorize おジャ魔女どれみ みならいタップ」、5,940円
「究極大聖剣 闇黒剣月闇」、18,700円
「ウルトラレプリカ フラッシュプリズム」、9,900円

 「NARIKIRI WORLD STORE TOKYO」は、観光客やガシャポンやキャラクターグッズを求めて訪れたユーザーの「ふと目に入る位置」に置かれていることが重要だとスタッフは語った。大人向けなりきりアイテムはこれまでイベントの展示などは行っていたが、そこだとすでにアイテムを知っている人や、詳しい人が対象になる。一方、「バンダイナムコ Cross Store 東京」を訪れる人はそういう人だけでなく、なりきり玩具に知識がない人も多い。

 まだバンダイの大人向けなりきりアイテムを知らない人にそのクオリティ、こだわりを感じてもらい、体験コーナーで手に取ってもらう。そしてユーザー層を広げたい、その想いが「NARIKIRI WORLD STORE TOKYO」を出展した目的だという。本ショップが生み出す新しい動きに期待したい。