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ボーダーモデル、1/35サイズの赤城艦橋がデカい! 日本陸軍仕様のティーガーIや日露仕様の二十八糎榴弾砲などを展開【#静岡ホビーショー】
2023年5月11日 18:19
- 【第61回 静岡ホビーショー】
- 開催日:5月10日~14日(一般開放は13~14日)
- 入場料:無料
- 場所:ツインメッセ静岡(静岡市駿河区曲金3丁目1-10)
中国の模型メーカー ボーダーモデルは、静岡ホビーショー ハセガワブースで日本市場を意識した複数の新作を出展していた。独特の存在感を放っていたのでさっそく紹介しよう。
目玉と言えるのは、「空母 赤城 艦橋モデル(仮称)」。日本海軍を代表する空母として赤城やその艦橋はこれまで度々スケールキットとして企画されてきたが、これはなんと驚きの1/35サイズ。30cmは優に超えるサイズ感で、甲板の一部も含めた形で艦橋周りをスケールキット化している。1/35サイズの艦載機を置いて発艦シーンを再現することができるという、なかなかスケールの大きいキットだ。2023年発売予定で、価格は未定。
続いて日露戦争の旅順攻略の鍵となった「日本陸軍 二十八糎榴弾砲」。こちらもビッグな1/35サイズ。完全新金型で、台座から再現しており、複数並べることで旅順攻略戦が再現できる。2023年発売予定で、価格は未定。
それから日本陸軍が当時ドイツからティーガーを購入していたという史実から、こちらも度々プラモデルやゲームに登場してきた日本陸軍仕様のティーガーIが日本限定商品としてキット化される。
日本陸軍仕様のティーガーIは、日本陸軍は購入したものの戦況の悪化で輸送できなかったため幻の存在で、どうキット化するのかは企画者の想像力に委ねられる。このボーダーモデル版では、日本兵のレジンフィギュアや日本軍ヘルメットといった定番パーツに加えて、日本戦車伝統の砲塔ガードレールや、熱帯植物のエッチングパーツが付属。九七式中戦車や九五式軽戦車と並んで南方戦線を戦ったifが再現できる。6月以降発売予定で、価格は9,790円。
このほか、タミヤがいち早く製品化して話題となったウクライナ軍仕様のレオパルト2をキット化した「レオパルト2 A6 “ウクライナ軍”」や、「T-34/85」などを展開。いずれも日本でも人気が出そうなキットばかりで、引き続き注目したいところだ。