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イラストレーター・ナダレ氏が描くオリキャラ「ソフィア」が今度はプラモデルで登場!【#静岡ホビーショー】

プラモデルでしかできない表現を盛り込んだ造形

【PLAMAX ソフィア・F・シャーリング】

受注時期:2023年夏ごろ 予定

発売・価格:未定

 マックスファクトリーは、5月10日より行なわれている模型展示会「第61回静岡ホビーショー」にて、プラモデル「PLAMAX ソフィア・F・シャーリング」の原形とテストショットの展示を行なった。

 「ソフィア・F・シャーリング」は、イラストレーター・高峰ナダレ氏によって描かれたオリジナルキャラクターで、同社からはアクションフィギュア「figma」で、他社メーカーからはスケールフィギュアで商品化している人気キャラクターである。

マックスファクトリー「figma ソフィア・F・シャーリング」
マックスファクトリー「figma ソフィア・F・シャーリング ビキニアーマーver.」
THE ELDORA/MODEL「バニースーツ プランニング ソフィア・F・シャーリング」

 本キャラクターが今回プラモデル化を行なうとのことで、企画担当者に話を聞くことができたため、注目ポイントなどについて話していきたい。

プラモデルでしかできない造形を。クリアパーツの内側にディティールを掘るギミック採用

 ソフィアのプラモデル化にあたり、既にアクションフィギュア「figma」の技術を応用して制作されているものかと思っていた。しかし、イラスト原案のナダレ氏と企画を立ち上げた際、プラモデルにしか表現できない造形にしたいと要望があり、今回のデザインはプラモデル用に新たに描き下ろされたものとなっている。

今回のプラモデル化に合わせ、新たにデザインされた「ソフィア」

 クリアパーツをふんだんに使用しており、ゴーグルや服装の装飾品のほか、所持している武装のいたるところに使用されている。また服装に使用されるクリアパーツには、内側にディテールが彫られており、塗装することで、クリアパーツから透けて見える模様などを楽しむ工夫がされている。

クリアパーツの内側にディテールを掘る技術は「MODEROID マジンカイザー」にも使用されている
マックスファクトリー公式Twitterにて公開された製品情報
プラモデルだからこそできるパーツ分割でソフィアを魅力的に表現

 また肌の部分に合わせ目を作らないため、胴体や太ももは単独パーツとなっており、組む際にストレスが無い設計で、美しい造形になるように工夫がされている。

胴体や太ももに合わせ目が無い美しい造形

武装互換ありでfigmaとは違った楽しみ方ができる

 本製品はfigmaよりもサイズが少し大きめとなっているが、武装の相互入れ替えができる設計となっている。

 そのため、本製品に付属する大型シールドのようなパックパックをfigmaに持たせたり、figmaが持つ槍やバックパックなどを使用することができる。

パックパックのジョイントを共通にすることでfigmaと入れ替え可能

 また武装やバックパックは変形するなどのギミックが搭載されているが、詳細は今回秘密とのこと。今後の続報を待ちたい。

発売が待ち遠しいソフィアの受注は夏頃予定

 既にテストショットまで完成しており、細かなブラッシュアップや彩色などが残っているが、近々受注を開始できる予定となっており、予定としては2023年夏ごろに受注を開始する。

展示会場にてテストショット品が公開

 figmaでも良かったソフィアが、スケールアップしてプラモデルでも登場することで、受注が待ち遠しい限りである。なお初期に販売された「figma ソフィア」は既に受注を終了しており、入手は在庫がある店舗のみとなっているが、「figma ソフィア ビキニアーマーVer」は、通販サイト「あみあみ」などで予約を受け付けている。

 キャラクターや商品が気になった人は是非こちらも見て、プラモデル化したソフィアの発売に期待して欲しい。