ニュース

現代デザインと遊びやすさを重視「ヴァリアブルアクション Hi-SPEC レイズナー」【#メガホビEXPO2023】

盾に変形ギミックを盛り込んだ「聖騎士グランゾード」

勝田哲也

2023年8月26日 12:39

【メガホビEXPO2023 It’s SHOW TIME!!】
開催日時：8月26日11時～19時（最終入場18時45分）
開催地：秋葉原UDX2階「AKIBA_SQUARE」
(東京都千代田区外神田4-14-1)

　メガハウスは、「メガホビEXPO2023」において、アクションフィギュア「ヴァリアブルアクション Hi-SPEC 蒼き流星SPTレイズナーレイズナー」の原型見本を公開した。会場で話が聞けたので、一緒に展示されていた「ヴァリアブルアクション Hi-SPEC 魔道王グランゾード -ParallelLegend-聖騎士グランゾード」と合わせて取り上げていきたい。どちらも発売日、価格は未定だ。

　「ヴァリアブルアクション Hi-SPEC レイズナー」はアニメの設定に近いプロポーションを重視しながら、"今風"のアレンジを効かせているという。ディテールラインを増やし、エッジを効かせ、全体的にシャープなイメージに仕上げている。関節部分など、現在のメカ考察を加えた上での表現になっている。肘部分は丸い接続パーツが入っており、可動範囲を広げているのがわかる。設定画と見比べることで一層アレンジが楽しめそうだ。

原作のデザインバランスを重視しつつ、今風のデザインを盛り込んでいるという

装甲開閉ギミック、可動を重視した関節アレンジ

　特に情報量は"裏側"に込めているという。腰アーマーなどが顕著だが、装甲の補強や、放熱のためのラインなど機能を考察した上でデザインに反映している。「表面を見るとアニメに忠実かな？　と思うかもしれませんが、裏側を見ると驚いていただけると思います」と担当者は語った。解釈を加えてのデザインをしている。

　「レイズナー」は「V-MAX(ブイマックス)という隠された能力があり、発動するとレイズナーが防御フィールドとなる青い光に包まれ爆発的な機動力を発揮する。一定時間を過ぎるとシステムが止まり、全身の装甲が開き放熱を行う。「ヴァリアブルアクション Hi-SPEC レイズナー」では"玩具的アクション"として装甲の開閉を全身に盛り込んでいるという。

　また、ギミックの楽しさとして「バックパックの交換」がある。アニメ放映時から取り入れていたギミックだが、レイズナーを含めたSPT(スーパーパワードトレーサー)はバックパックを交換することで様々に機能を拡張できる。商品では大気圏内用のウィングのついたバックパックや、火炎放射器アタッチメント、砲撃用アタッチメントなども用意される。ウィングは原作設定以上に翼面積を増やし、より飛行用のイメージを強めている。今後のシリーズ展開も視野に入れたギミックだという。

　可動範囲も広さを考えており、肩は前後だけでなく、上下にもフレキシブルに動く。アクションフィギュアとして遊べるように可動に力を入れているとのことだ。

原作より大型のウィングユニット

火炎放射器なども同梱

肩関節は特に自由度が高い

肘関節もアレンジが強い部分

装甲の裏にディテールが大幅に追加されている