ニュース
「ティタノマキア」がMODEROIDでも発売決定。NAOKI氏がグッスマやコトブキヤなど各社を巻き込み、プラモ独自の世界観を構築【#全日本模型ホビーショー】
2023年10月1日 16:30
- 【第61回 全日本模型ホビーショー】
- 開催期間:9月30日~10月1日(業者招待日:9月29日)
- 会場:東京ビックサイト(南1,2ホール)
- 入場料:1,200円(中学生以下:無料)
マルチクリエイターのNAOKI氏がプロデュースする模型オリジナル企画「TITANOMACHIA(ティタノマキア)」の関連アイテムが「第61回 全日本模型ホビーショー」に出展された。
NAOKI氏がその世界観の構築からストーリー、デザイン、商品監修、そして総合プロデュースの全てを手がける「ティタノマキア」。2019年に発表され、今年の静岡ホビーショーやワンダーフェスティバルなどでその詳細が明らかとなり、公式サイトでは世界観やストーリーも公開されている。
コトブキヤからは1/12スケールで展開される強化外骨格スーツ「SIDE:ES(EXOSKELETON / エグゾスケルトン)」が発表され、その第1弾「ゲイルハウンド」はこの10月に発売が決定。そして今回のホビーショーでは第2弾「ストラトハウンド」の彩色サンプルが出展された。斧型のランスと両手持ちのハンドガン、そしてシールドを装備した女性タイプのスーツだ。同社が得意とする美少女プラモデルのノウハウを取り込み、ゲイルハウンドとはひと味違うテイストとなっている。
一方メカは、グッドスマイルカンパニーが「MODEROID」シリーズにて1/48スケールで展開することを発表。6m級の汎用兵器「SIDE:R(REAPER / リーパー)」と、10m級の大型決戦兵器「SIDE:GR(GRIM REAPER / グリムリーパー)で、前者は3種類、後者は1種類との試作品が展示されていた。
ともにボディとコクピットブロックを中心とした共通のコアモジュールを持つ機動兵器で、四肢は共通規格で、自由にカスタマイズが可能だという。展示ではそのカスタマイズ例も用意されていた。
既存のIPを模型化することも多い業界の中で、全てを自由に作りたいという発想でこの企画を立ち上げたというNAOKI氏。各社を巻き込んで、それぞれが得意とする分野を立体化し、これまでにない模型ならではの世界観を構築していきたいと話していた。