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まるで「サンダーバード2号」! ロボットメーカーのテムザック、多機能型農業ロボ「雷鳥2号」を開発

【雷鳥2号】

12月18日 発表

 サービスロボットメーカーのテムザックは、多機能型農業ロボット「雷鳥2号」を開発したと12月18日に発表した。12月15日に宮崎県で走行テストとイネの二番穂の収穫を実施したという。

 本製品は下部アタッチメントを交換することで、田起こしや刈り取りを行えるロボット。完全電動で動作し、小規模な農場や不整形な農地であっても稼働が期待できるという。将来的には完全自律走行を行い、群れを作ることで省力化を目指す。サイズは2200(幅)×1400(奥行き)×1300(高さ)mmで、重量はアタッチメント非装着時300kg。600Wのモーター4基で動作する。

 フレーム形状は「サンダーバード」に登場する「サンダーバード2号」に似ていて、下部にアタッチメントを装着する点も似ている。テムザックはこの他、水田での雑草抑制と遠隔監視を行う「雷鳥1号」、害獣に対して高圧放水を行う「雷鳥3号」などを開発している。