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メガミから少女へ! メガミデバイスフィギュア「朱羅 蒼衣 藍」と、「朱羅 蒼衣 翠」は、セクシーで柔らかそうな肉体表現と細部の"メカ"に注目!【#コトコレ】

【コトブキヤコレクション2024】

開催日:2月2日~4日 全日12時~19時30分

会場:秋葉原ラジオ会館10Fイベントスペース(フィギュアメイン展示)

(東京都千代田区外神田1-15-16)
コトブキヤ秋葉原館5Fイベントスペース(プラモデルメイン展示)
(東京都千代田区外神田1-8-8 岡嶋ビル)
入場料:無料

 今回、コトブキヤコレクションでの注目の1つが、フィギュア「朱羅 蒼衣 藍(あすら あおい あい)」と、「朱羅 蒼衣 翠(あすら あおい すい)」だろう。全高約28cmの圧倒的なボリュームで強い存在感を放っている。このフィギュアのスケールは、2/1、つまり"原型"の2倍だというのだ。このスケール表示も面白いところだ。

【朱羅 蒼衣 藍】
水鉄砲を持った女の子、ビキニタイプの水着を着ている
【朱羅 蒼衣 翠】
こちらはサブマシンガンぽい銃、水着はワンピースタイプ。どちらも発売日・価格未定

 「メガミデバイス」は、コトブキヤの美少女プラモデルシリーズ。AIによる自我を持った全高14cmほどの美少女ユニットに、様々な武装を装備させてバトルを繰り広げるという設定で、ユーザーは素体の美少女ユニットを様々なパーツでカスタマイズして自分なりの「メガミデバイス」を作っていく。

【メガミデバイス】
「BUSTER DOLL ガンナー」。「マシニーカ Block2-M」という素体に武装を付けている。これらを自由にカスタマイズして、自分なりのメガミを作るのだ。プラモデルのサイズは全高約14cm、メガミはこのサイズが"1/1"なのである

 メガミデバイスはプラモデルとして様々なユニットが発売され、それらの装備を交換できるだけでなく、コトブキヤの他のプラモデルとも互換性を持ち、より幅広い遊びを可能とする。「美少女プラモデル」として大きな人気を誇るシリーズだ。そのプラモデルをあえて"フィギュア"にしようというのが、今回の2つのフィギュアの面白いところだ。

 コトブキヤでは既に同様のコンセプトで「朱羅 忍者」、「朱羅 弓兵」という2商品を展開している。特に「朱羅 弓兵」は本来ロボットであり、メカニカルなボディを持つ美少女ユニットが、グラマラスで柔らかな曲線を描く女の子のボディを持つ存在としてアレンジしており、美少女ロボットの擬人化、とも言うべきユニークなデザインとなっている。サイズも2/1、オリジナルの2倍という圧倒的なボリュームで、より細かい表現が可能となっている。今回のフィギュアは、そこからこのコンセプトをさらに前に進めたものとなっている。

【朱羅 弓兵】
メガミデバイスとしてのプラモデル「朱羅 弓兵」。様々なカスタマイズが可能だ
こちらはフィギュア「朱羅 弓兵」。生身の女の子としてアレンジされ、サイズは2/1、全高約28cmだ

 今回の2体のモチーフは「朱羅」シリーズをデザインするNidy-2D-氏のイラストだ。このイラストでは本来美少女メカである彼女達が生身の体を持ち、しかも極端に面積の少ないビキニに身を包んでいるという大胆なコンセプトとなっている。フィギュアはイラストを細部まで再現しているとのこと。

 やはり目が吸い寄せられるのは彼女たちのバストやお尻だ。面積の少ない水着が柔らかな膨らみを覆うだけでなく、肌にかなりきつく食い込んでいる。その質感はイラストからフィギュアになることでより肉感的になっているようにも感じる。そして弾力がしっかり感じさせる表現はメカから美少女へ、"変身"を実感させる。彼女たちの"オリジナル"を知っているファンはさらにそのギャップで楽しめるだろう。

【肉感的な表現】
丸みを帯びたボリュームたっぷりな肢体をしっかりと表現してる。サイズもあってかなりの存在感だ
藍は胸のパーツが紐もなしに張り付いているのが面白い
対してアンダーは紐が食い込む表現に目が惹かれる
翠はワンピースタイプの水着が体を包み込んでいる

 彼女たちの躍動感のあるポーズは、メリハリのあるボディの曲線をより際立たせる。2/1スケール、約28cmの大きなサイズはディテールだけでなく、存在感、バストやお尻、太もものたっぷりしたボリュームをよりしっかり実感させる。

 しかも細部を見ることで彼女たちが「メガミデバイス」のキャラクターであることがわかるのだ。今回のフィギュアはこれまで以上に「メカ美少女」から「生身の女の子」寄りにデザインされているが、彼女の達の装備がしっかり「メガミデバイス」なのだ。「藍」は水鉄砲と腰にタンクを付けているが、「翠」は本格的なサブマシンガンで、照準を補助するドットサイトもしっかり造型されており、ミリタリーな雰囲気。

 そして太ももや腕にはアーマー的なデザインの装備がしっかり確認でき、彼女たちの"メガミ"の姿も想像させるものとなっている。設定を知らない人にはかわいらしくてセクシーな女の子だが、ファンが見ることで重なるようにメガミデバイスとしての彼女たちの姿を想像する、楽しいフィギュアとなっているのだ。

【メカ感も楽しい】
武器の表現も力が入っている
アーマーの表現はメガミデバイスならでは
台座や足の表現にもこだわりが感じられる

 大きなボリュームでしっかりと造型をまとめているところだけでなく、非常に複雑な髪の毛の表現もコトブキヤのフィギュア技術を感じさせる。 この原型はさらにブラッシュアップされるとのことで、今後も楽しみである。まずは会場でしっかり彼女たちの姿をチェックして欲しい。