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2023年度の日本玩具市場規模が初の1兆円超え! 前年度比107.1%の1兆193億円で過去最高を更新

カードゲーム・トレーディングカード市場の売上が好調

 日本玩具協会は、2023年度の日本国内の玩具市場規模が1兆193億円で、過去最高を更新したことを発表した。

 会員企業および「東京おもちゃショー」出展企業の協力を得て、2023年度(2023年4月1日~2024年3月31日)の玩具市場規模と市場動向に関する調査を実施しており、前年度比107.1%と大きく伸び、上代(希望小売価格)ベースで1兆193億円と、初めて1兆円を超えることとなった。

 また、玩具の中核を占める10分野(乗用関連と雑貨やホビーなどを除いたもの)も、2023年度は6,883億円で、前年度比108.5%と伸び、こちらも過去最高を更新。また本調査とは別に、カプセル玩具の市場規模も調査しており、2023年度のカプセル玩具の売り上げは前年度比5.0%増の640億円と市場拡大が続いている。

 2023年度に玩具市場が初めて1兆円を超えた最大の要因は、前年より425億円売り上げを伸ばし、2,774億円市場となったカードゲーム・トレーディングカードで、市場全体の27.2%を占めるようになっている。また、プラモデルとフィギュアが好調だったホビー市場も79億円拡大して1,749億円市場になっている。