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タナカ、ガスガン「PEGASAS II SAA 2nd Generation 4-3/4 inch ABS ニッケルフィニッシュ」を9月に発売

【PEGASAS II SAA 2nd Generation 4-3/4 inch ABS ニッケルフィニッシュ】

9月発売予定

価格:43,780円

 タナカはガスガン「PEGASAS II Gas Gun Series Colt’ Single Action Army 2nd Generation 4-3/4 inch ABS ニッケル・フィニッシュ」を9月に発売する。価格は43,780円。

 アメリカの西部開拓時代を象徴する銃、「コルト・シングルアクションアーミー(SAA)」です。何度かの生産中止や仕様変更はあったが、45ロングコルト口径は“Peace maker(ピースメーカー)”の愛称で呼ばれ、現行品としてコルト社で民間にも販売されている息の長い銃だ。セカンドジェネレーションは、第二次世界大戦での一時生産中止を受け、1956年に生産を再開してから1974年までの期間のモデル。戦後の西部劇では手に入りやすかった上記のセカンド・ジェネレーションモデルが主に使用された。西部劇映画がヒットし、テレビ西部劇も盛んに製作される。それが日本にも輸入、放映され一世を風靡した。

 タナカは1999年にPEGASAS(ペガサス)システム式リボルバー第1弾としてSAAを発売、「カウボーイシューティング」(ウエスタンスタイルでのシューティングマッチ)や「ファストドロウ」(SAAを使用し、いかに速く銃をホルスターから抜いて、撃つかを競うタイムトライアルシューティング)などの競技が発展していく。その中でSAAという銃は他のオートマチックピストルやダブルアクションリボルバーと比べると酷使される銃であることが明白になったという。

 2018年頃から社内でSAAのリファイン計画が持ち上がった。"PEGASAS II”(ペガサスツー)と名付けられた新システムを採用、エジェクターチューブ内に10発のリザーブを可能にしており、合計25発の発射が可能。それ以外にも内部で負荷のかかるパーツへのクッションパーツ・強化パーツの追加や各パーツのリアル化が行われた。

 今回発売される商品は4-3/4インチに待望のニッケル・フィニッシュモデル。元々のABSモデルでも重く、ヘビーウエイトモデルに間違えられるほどの重さだったものにニッケル・メッキを施した。ニッケル・フィニッシュは実銃でステンレス素材の銃がメジャーになる以前に防錆対策で鉄に対してニッケル・メッキを施していた頃のものを再現したものだ。西部劇で一度は見たことはあるだろうピカピカのテカリのある艶の強い銀色のメッキを実現してる。