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ファインモールド、「帝国海軍 零式艦上戦闘機五二型」の「三菱製・中期型」と「中島製」を12月発売
1/48零戦専用設計「零戦用20mm機銃&ピトー管セット」も
2024年9月10日 12:00
- 【帝国海軍 零式艦上戦闘機五二型(三菱製・中期型)/(中島製)】
- 12月 発売予定
- 価格:各4,950円
- 【零戦用20mm機銃&ピトー管セット】
- 12月 発売予定
- 価格:1,760円
ファインモールドは、1/48スケール零戦シリーズの新製品「帝国海軍 零式艦上戦闘機五二型(三菱製・中期型)」と「帝国海軍 零式艦上戦闘機五二型(中島製)」を12月に発売する。価格は各4,950円。
また、1/48スケール航空機用アクセサリー「零戦用20mm機銃&ピトー管セット」も12月に発売される。価格は1,760円。
帝国海軍 零式艦上戦闘機五二型(三菱製・中期型)
- 12月発売
- 価格:4,950円
日本の航空史上最も多く生産され、大戦機の代名詞とも言える「零戦」が完全新金型で登場。
零戦は、日本海軍が空母にて運用する「艦上戦闘機」として開発された。日中戦争に登場してから大戦前期に至るまで無類の強さを発揮し、後に「零戦神話」と呼ばれるほどの活躍をした。
最初の量産型として一一型が登場した以降も順次改良がなされ、五二型はおおむね5番目のタイプとなる。速度向上を狙い三二型で短くした主翼から翼端を丸く整形したことが特徴。
開発元の三菱重工業で生産された五二型はさらに初期型・中期型・後期型に分類され、今回モデル化された三菱製中期型は、推力式単排気管への変更直後で、各排気管が位置する胴体に耐熱板が装着される以前の姿が再現されている。
航空機プラモデルではオーソドックスとなる胴体部を左右で構成・接着する部品分割を廃し、大きく胴体前部・後部の分割とする実機同様の分割で、後部胴体はスライド金型を用いた一体成形。また、キャノピーはガラス部と窓枠とで別パーツ化するなど、稀有な部品分割と組み立て方法を盛り込み、作ることの楽しみを増幅する、令和ならではの新しい零戦のプラモデルになるべく開発された。
帝国海軍 零式艦上戦闘機五二型(中島製)
- 12月発売
- 価格:4,950円
日本の代表的な航空機「零戦」の開発・生産は三菱重工で行なわれていたが、中島飛行機でも生産が行なわれ、最終的な生産数は三菱製を上回った。
中島製と三菱製の零戦五二型は同じ機体でありながら細かな違いがある。外見的には濃緑色と機体下面色との塗り分けラインや、主翼の「日の丸」の白縁の幅など、塗装に差異があるが、さらに機体設計にも差があり、中島製零戦五二型では単排気管の設置カ所にあたる機体側に貼られた耐熱板の長さが三菱製よりも長いことが特徴。
キットはこの三菱製零戦と中島製零戦の違いを丁寧に再現。また特徴として、キャノピーの窓枠とガラス部分を別パーツとし、クリアパーツの塗り分けが容易な構成としている(通常の一体型成形のキャノピーも付属)。
さらに実機の構造同様に胴体を前後に分割することにより、航空機プラモデルでは標準的な胴体左右割りを廃止し、丁寧に行うべきパーツ接合ラインの仕上げ作業を不要にし、作りやすく精密なプラモデルを目指したという。完全新金型。
零戦用20mm機銃&ピトー管セット
- 12月発売
- 価格:1,760円
同社製1/48零戦用に専用設計した純正ディテールアップパーツ。五二型などに装備された、翼より突出した長銃身の九九式20mm二号機銃の銃身とピトー管を真ちゅう製挽き物にて再現している。機銃銃身は銃口が開口済みで精密な仕上がり。
また、翼より突出した繊細な部分であり、プラスチックパーツより置き換えて破損を防止するためにも使用できる。