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実車「レクサスLBX MORIZO RR」がラインナップされたタミヤの「ミニ四駆」シリーズ【#全日本模型ホビーショー】

「グラスホッパーJr.」など注目車種も展示

【第62回 全日本模型ホビーショー】

開催日:10月11日~13日(11日は業者招待日)

会場:東京ビッグサイト南1、2ホール(東京都江東区有明3-11-1)

入場料
当日券:1,200円
前売り券:1,000円
※中学生以下は無料

 「第62回 全日本模型ホビーショー」のタミヤブースには、この秋より発売される「ミニ四駆」シリーズの最新アイテムが多数展示され、来場者の注目を集めていた。

タミヤブースの「ミニ四駆」展示コーナー

 このホビーショーで初披露されたのが「ミニ四駆PRO」シリーズで発売予定の「レクサス LBX MORIZO RR」だ。実車をモチーフとした車種は約4年ぶりのラインナップで、ミニ四駆として商品化するために多少のデフォルメはしてあるものの、スケールモデルとしても楽しめるようなフォルムやディテールにこだわった商品となっている。

「レクサス LBX MORIZO RR(MAシャーシ)」。2025年発売予定。価格は未定
付属のステッカーで塗装をしなくても実物の車に近い形に仕上げられる

 一方、古くからのタミヤファンには魅力的な車種「グラスホッパーJr.」も出展。1984年の発売から現在まで高い人気を誇るRCバギー「グラスホッパー」の生誕40周年を記念して発売されるモデルだ。

 「アバンテ」や「ホーネット」などRCで人気を集めたレーシングバギーはミニ四駆でも人気があるそうで、「グラスホッパー」も待望のミニ四駆で発売となった。爽やかなホワイトのボディに、グリーンのバッタのマーキングはミニ四駆のコースにも映えるはず。

「グラスホッパーJr.(VZシャーシ)」。12月発売予定。価格は1,320円
コンパクトでセッティングしやすいVZシャーシを採用

 11月発売予定の「シューティア」は、実車を意識したレーシーなフォルムのミニ四駆だ。その名前はドイツ語で「雄牛」の意味を表し、ハイパーカーを模した流線型のボディは、見た目のカスタマイズを楽しむコンデレ(コンクールデレガンス)でも活用されそうな魅力を備えている。

「シューティア(MAシャーシ)」。11月16日ごろ発売。価格は1,320円
ダブルシャフトモーターのMAシャーシに合わせたボディデザインが施されている

 まもなく発売される「クロススピアー02」は、今年5月に発売された「クロススピアー01」の兄弟マシンで、車高を低くしてコクピットを前方に寄せたローハイト・フォワードコクピットのボディデザインを採用している。

 そのデザインを手がけたのは、元ホンダのハイパーデザイナー・やまざきたかゆき氏。成形色によりツートンカラーとなったシャーシに、サンドイエローのボディカラーがマッチしている。

「クロススピアー02」。10月26日ごろ発売。価格は1,320円
ボディはドライバーが一体成形で、加工をすれば別売りのドライバーフィギュアも載せられる

 その他にも、年末年始の季節感を味わえる特別企画の「ミニ四駆サンタクロース」や「2025年 干支ミニ四駆『巳年』」なども出展され、バラエティに富んだラインナップが揃っていた。

バラエティあふれるこの10月からのミニ四駆ラインナップ
ミニ四駆用工具「六角レンチドライバービット」。別売りの「ミニ四駆ドライバーセットPRO」に装着して使用する2mmキャップスクリュー(1.5mm六角穴付きビス)用のドライバー型高精度レンチだ。11月26日頃発売、価格は880円